女性向け恋愛アドベンチャーゲームとして人気を集めている「薄桜鬼(はくおうき)」がアニメ化され、4月からTOKYO MXほかで放送がスタート。その合同アフレコ取材が行われ、主人公・雪村千鶴役の桑島法子をはじめ、土方歳三役の三木眞一郎、沖田総司役の森久保祥太郎、斎藤一役の鳥海浩輔、原田左之助役の遊佐浩二らメーンキャスト陣が集合し、作品の見どころや自身の演じるキャラクターなどについて語った。
本作は、女性向け恋愛アドベンチャーゲーム「薄桜鬼 新選組奇譚」として'08年にPS2版が発売され話題を呼んだ作品。翌年にはPSP版が発売され、3月18日(木)にはDS版が発売、6月にはPS3版の発売も予定されている。幕末を舞台に、行方不明になった父を捜す少女・雪村千鶴と幕末を駆け抜ける男たちとの間で繰り広げられる物語を描いていく。
アニメ「薄桜鬼」のアフレコに参加して、三木は「個性的で僕も大好きなゲームの絵をアニメ化するのは大変だろうなと思っていましたが、いざ現場で動いているものを見たら、ゲームのテイストが全面に出ていて雰囲気もそのままだったので、ゲームファンの方の期待も裏切らないと思います」とコメント。森久保も「今までは動く絵のない中でのアフレコだったので、僕の中でキャラクターのイメージが出来上がっていたんです。だから、台本を見てこの台詞をこう言いたいなと思っても、実際は絵が違う顔をしていたりすることがあって難しかったです(笑)。でもその擦り合わせが楽しかったですね」と感想を語った。
また、自身の演じるキャラクターについて、桑島は「ただか弱いだけじゃなく、素直で度胸があって、同性から見ても好かれる子だと思います」と紹介。森久保は「新選組の沖田はいろんな作品でさまざまな描かれ方をされてますが、本作ではドSなところが強調されていますが、それがとても楽しいです。今後の千鶴との距離感の変化も沖田の見どころですかね」と語り、アニメへの期待を膨らませてくれた。
続いて、男性の目から見た千鶴の魅力を聞かれると、「出過ぎないところ」と三木がコメント。「言い方が良くないか、でも大事だよね」と言う三木に、他のキャストも同意しつつ、続いて「強さかな」「けなげさと隙のあるうかつさとか」「強くてかわいいところがいい」などそれぞれが魅力を語った。
最後に、桑島は「最初は何も知らない千鶴と一緒に京の街を駆け巡りたいとおもいます。ゲームをやったことがない方も、アニメを見てゲームをしてみようかなと思ったり、相乗効果で『薄桜鬼』ワールドが広がっていけばいいなと思います!」とコメント。三木は「恋愛アドベンチャーながら、男の背中と生きざまを見せるゲームとして支持されてきた作品。アニメでもそこを楽しんでいただきたいです」と話し、鳥海は「僕も台本をもらうまで先が気になってうずうずしているので、皆さんも1週間早くたたないかなって毎週うずうずしてください(笑)。自信を持ってお薦めできます!」とファンにメッセージを送った。
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