西尾舞生、伊藤友樹、芹沢那菜らが“農業の格好良さ”を伝えます!

2010/04/08 12:26 配信

映画 芸能一般

映画「ViVA!kappe」の初日舞台あいさつに西尾舞生(写真中央)ら出演者が勢揃い

映画「ViVA!kappe」が3日、公開初日を迎え、同日、主演の西尾舞生、伊藤友樹、辻沢響江、叶千佳、芹沢那菜、大滝明利の主要キャストと、主題歌「アノネ」を手掛けたユニット・サスライメイカー、木下碧唯プロデューサーが舞台あいさつを行った。

同作は、農業をテーマとした若者たちの物語。デザイナー志望の花子(西尾)は、東京での就職活動で成果を上げられず実家のある水戸に帰郷。仕方なく農業を手伝うことになった彼女だが、共に働く太郎(伊藤)からプロポーズを受けることになる。価値観の違いによる周囲の人々との衝突や、捨てきれぬ夢への思いに揺れる花子だが、次第に農業の素晴らしさに目覚めていく。

新しい農業ファッションなども提唱している作品だとPRした西尾は「農業を通して皆さんの夢につながる何かを示せる映画になっていると思います」と真剣な表情でコメント。太郎役の伊藤も「1つ1つの穂になるわずかな実りのために時間をかけて一生懸命努力していく米作りは、俳優の仕事と共通する部分も多いんじゃないかと思います。僕自身、実りが多くなっていくほどに“こうべを垂れる稲穂”でありたいです」と語った。

また、出演者たちが“水戸弁”で演じている点も本作の見どころだ。花子の親友役で出演した芹沢は「かなり濃い水戸弁を使う、味のある役を演じさせていただきました。花子と太郎の恋を堪能していただくのはもちろんですが、笑える場面もあり、そして最後には感動していただける作品に仕上がっていますので、ぜひ楽しんでください」と笑顔でPR。また、主題歌を手掛けたサスライメイカーの磯部俊行は「花子と太郎の気持ちを思い浮かべながら詞を書いたのですが、完成した映画を見てみたら、僕が思っていた以上に花子がべっぴんさんだったんですよ〜。いい詞は書けたのですが、そこはちょっと外しちゃいましたね(笑)」と話し、会場を盛り上げた。