3月2日放送の「アナザースカイ」(日本テレビ系)で、大杉漣さんが急逝する直前に行った海外ロケの様子が放送された。
大杉さんは2月21日に急性心不全のため亡くなったが、今回の韓国でのロケは1月中旬に実施。
MCの今田耕司は「今夜は皆さまにご報告があります。アナザースカイは大杉漣さんと1月中旬に海外ロケを行い、本日はそのVTRを大杉さんご本人にご覧いただく予定でした。
大杉漣さんのご家族、および所属事務所とも相談した結果、今夜はそのVTRを大杉漣さんに届けたいと思います。大杉漣さんのアナザースカイは韓国。ロケでは積年の役者生活のこだわり、人生の転機を赤裸々に語られています。皆さま、今夜は俳優・大杉漣さんの熱い生き様をぜひご覧ください」と番組の冒頭で説明した。
このロケでは、7年前に日韓合同の舞台に出演するために1カ月ほど生活していたソウルや釜山を再訪。「年間10本の仕事をしたとして、(それぞれの仕事は)10分の1になるのかもしれないけど、でもその瞬間っていうのは1分の1」など、芝居に打ち込んできた人生観を大杉さん自身が語った。
2年前に他界した韓国を代表する舞台女優、ペク・ソンヒに思いをはせつつ「大好きだった俳優さんたちがたくさん亡くなられている」「そういう人たちと現場を一緒に過ごした時間というのは、何物にも代え難い時間なんです」と吐露する場面も。
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