日本アカデミー賞6冠!「三度目の殺人」役所広司&広瀬すずの名演を再び!

2018/03/06 19:59 配信

映画

「三度目の殺人」で弁護士と容疑者を演じた福山雅治と役所広司© 2017 フジテレビジョン アミューズ ギャガ

「海街Diary」(2015年)などで高い評価を得ている是枝裕和監督が脚本、演出も務めた法廷心理サスペンスの「三度目の殺人」が、「第41回日本アカデミー賞」で、最優秀作品賞、監督賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、編集賞の計6部門で最優秀賞を受賞。その話題作のBlu-ray&DVDが3月7日(水)に発売されることになった。

弁護士・重盛(福山雅治)は、解雇された工場の社長を殺害した容疑で起訴された三隅(役所広司)の弁護を担当することに。三隅には、30年前にも殺人の前科があった。三隅は犯行を自供しており、このままだと死刑は免れない。重盛は無期懲役にするべく調査を始めるが、三隅は会うたびに供述内容を変え、重盛は徐々にある疑念を抱き始める。

役所が演じた三隅は殺人の前科がある得体のしれない男。不気味な雰囲気をまとい、重盛が面会をする度に供述をコロコロと変える。観る者をもダークサイドに引き込む迫真の演技が評価され、初の最優秀助演男優賞を受賞した。

広瀬が演じたのは、三隅が殺した被害者の娘・咲江。重盛が調べるうち、咲江が三隅と交流があったことが判明し、物語の流れが大きく変わっていく。影がある咲江を見事に演じ、物語の重要な鍵を握る役で存在感を見せつけた。最優秀助演賞を受賞した広瀬は「いろいろな作品で少しでも力になれる役者になれるよう頑張ります」とコメント。

Blu-ray&DVDのスペシャルエディションでは、本編のほか、ブックレットと約155分のスペシャル映像が特典に。福山雅治と共演者によるぶっちゃけトークやヴェネチア国際映画祭での裏側も盛り込まれている。