NHKは4月7日(水)、9月27日(月)から始まる平成22年度後期連続テレビ小説「てっぱん」のヒロインの祖母役が富司純子に決定したと発表。NHK大阪放送局で会見が行われ、富司純子、ヒロイン役の瀧本美織、制作統括の海辺潔氏が出席した。
同作は、広島・尾道で育った村上あかり(瀧本)が、大阪の会社に就職するが失業。その後、18年間互いにその存在を知らなかった偏屈な祖母・田中初音(富司)と2人でお好み焼き店を開業するという、大阪と広島を舞台にした「鉄板繁盛記」だ。
初音役に決まった富司は「台本を読ませていただきましたが、とても面白いお話だと思っております。私自身、小学校から高校1年まで大阪で育ち、大阪への思い入れもとても強いので、頑張りたいと思っています」と意気込みを語った。瀧本については「昨日、お好み焼きを食べながらいろいろな話をしました。私がデビューしたのも美織ちゃんと同じ17歳で、まるで当時の自分を見るように、とても愛おしく思いました」と好印象の様子。さらに「私も、周りの皆さまからアドバイスをいただいて少しずつ成長できたのだと思っていますので、美織ちゃんにもあせらずにいてほしい。そしてこの子のためなら何でもしてあげたいなと思います」と笑顔で瀧本への愛情を語った。
富司と初対面だった瀧本は「初対面にもかかわらずとても気さくに接していただき、『いけずなおばあちゃん』の初音とはほど遠い優しい方だな、と思いました。共演できて本当に光栄に思っています。私の母からも『すごい方と共演することになるんだよ!』と言われています(笑)」と、大女優と共演できる喜びを語った。
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