【囲み全文】稲垣、草なぎ、香取 新曲「雨あがりのステップ」ライブ披露「歌と、それを求めてくれるみんなの顔を見るのがやっぱり好き」

2018/03/04 21:39 配信

芸能一般

新曲「雨上がりのステップ」をライブで披露した稲垣、草なぎ、香取

日本財団パラリンピックサポートセンター主催の「パラ駅伝 in TOKYO 2018」が4日行われ、パラサポスペシャルサポーターの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が登場。香取がパラサポセンターに制作した壁画をレゴブロック約15万ピースで完全再現した「レゴ壁画」が登場したほか、新曲「雨あがりのステップ」を初披露した。

障がい者と健常者がチームを組み、一周2.563kmのコースを8区間9名(伴走者含む)で8周する「パラ駅伝 in TOKYO 2018」。そのスペシャルサポーターとして登場した稲垣、草なぎ、香取は、ランナーへの応援やインタビューなどを陸上トラックを走り回りながら精力的にこなした。

大会終盤、陸上トラックに入場してくる千葉県代表の車いすの最終ランナーを3人が迎え、伴走して一緒にゴールすると会場は感動にあふれた拍手を送った。

またフィナーレのライブでは、「72時間ホンネテレビ」のテーマ曲「72」に続いて、新曲「雨あがりのステップ」を、17100人の観客の前で初披露。

iTunes Store限定で発売される今作は、Warner Music Japan、作曲家菅野よう子、作詞家麻生哲朗が「新しい地図」に賛同のもと、売上全額が寄付され、パラスポーツの支援にあてがわれる(チャリティー販売は6月30日まで。以降は通常販売に切り替わる)。チャリティーに関する進捗は「新しい地図」のオフィシャルホームページで日々発表され、最終結果はAbemaTVの3人の新レギュラー番組「新しい別の窓」の7月1日-2日放送にて発表される。

以下、イベント終了後の3人の囲み会見全文

今日の一日の感想は?


稲垣:待ちに待っていたパラ駅伝だったので、すごくうれしかったですし、何より駅伝日和の晴天の中、たくさんの方に駆けつけていただいて、応援させていただいて。色々な感動を逆に与えていただいて、幸せな一日でした。

草なぎ:選手の皆さんがゴールするときに、素直に感動できた自分がうれしくて。(「パラ駅伝」に)応援に来てくれた方が今までで一番多かったみたいで。それも選手の皆さんのエネルギーに変わったのかと思って、とても感動的でした。

香取:気持ちよかったですね。(応援で)走ると思わなかったですけど、急に走ったら、あ、俺走れんだみたいな。めちゃくちゃ僕インドアなんで、この青空の下でスポーツして走って応援して…っていうのがこんなに気持ちいいのかと。

稲垣:普段からやりなよ(笑)

草なぎ:走ったほうがいいよ。僕ら(稲垣、草なぎ)は結構マラソンとかするんですよ。でもこの人は皆無なんで。

香取:こんな気持ちいいんだ~って。

稲垣:僕らはいつも感じているよね

草なぎ:でもなかなかいいフォームしていてね。素質あるなと。普段サボりすぎなんだよ~。

レゴ壁画について


香取:パラリンピックサポートセンター内の壁に描いたんですけど、そこは天井もあり、そんなに広い空間ではないんです。でも外に出してみたら、レゴ壁画は実寸なんですけど「あ、こんな大きかったんだ」って。僕の絵が全部レゴになって立体的になって新しく生まれ変わった感じで。書かせていただいた壁画はセンターの中だけなんで、外には持ち運べないんですが、このレゴの壁画は分割して運べるんで、いろいろな場所に、パラスポーツのイベントなどに皆さんにお披露目できる機会が増えたらいいなと、勝手に思っています。

今日は新曲「雨あがりのステップ」を披露して


香取:久々ですね。そうですね…。とっても気持ちよかったですね。歌うことと、歌っている時に応援してくれる皆さんの顔を見るのがこんなに好きなんだと思いました。

稲垣:今日初めて歌わせていただいた「雨上がりのステップ」はこれから配信させていただくんですけど、チャリティーにさせていただいて。

香取:色々な方の協力のもと、3月19日から配信されるんですけど、全額寄付させていただきます。僕らだけでなく、作っていただいた方もそうですし、制作にかかわってくれた方のご厚意のもと、全額寄付ということで。

17,100人を前にしたライブの感想は?


稲垣:やっぱり香取くんの言った通り、大勢の人がいて、それを求めてもらえて、通じ合うというのは改めて気持ちいいことですし、やっぱりすごく好きなことなんだなって。久々だったので、人前で歌うということが…。こんな青空の下、歌詞の内容もぴったりで。すごく幸せな気分でした。

草なぎ:歌詞の内容が「新しい道を行ける気がした」って、誰もに新しい道が続いているんだよという歌詞は、僕らの心情にもぴったりですし。全額寄付するということなんですけど、それは「新しい地図」のほうでも、見通しよくいくら寄付させていただいたというのがわかるようになっているし、皆さんもそこを見ていただけると。今日は天気も良くて青空に向かって歌って、今日のシチュエーションにぴったり過ぎて。選手の方たちにもエネルギーをもらいました。

スペシャルサポーターという役割について


草なぎ:慎吾の絵が良かったなと。近くで見るのもいいんですけど、競技場で見るのもいいなと思って。2020年につながっていく感じがあって、みんなそれに向かって頑張っていこうよという。僕らもいろんな方に助けられて、新しい道を進むことができているかなと。

香取:絵のイメージを一個ずつ話すと2時間くらいかかるんですけど(笑)、真ん中が富士山。全体にある花は桜。どこか2020年というのもあって。2020年のパラリンピックの時にはいろんな国の方が日本に遊びに来てくれるのかなとか。左上は花火とか。

香取さんもレゴの制作に加わったとか


香取:ちょっとだけ。3時間…これくらい(バスケットボールくらいの大きさに手を広げて)で3時間。でもプロレゴビルダーの三井淳平さんは一人で全部作ったんですよ。制作期間は3か月くらいっていってました。3か月前にサポートセンターの壁画の前で「このへんはどうしますか」「ここふくらましたいですね」などの打ち合わせをしました。

今回だけでなく、Youtubeなど様々なことに挑戦している。今の活動は楽しいですか?


香取:楽しいです。でも常に必死ですよ。楽しいだけではない。一生懸命です(笑)。一生懸命さからしたら今日こんなにたくさんの人が集まってくれて。こんな形で3人でイベントというのは初めてかもしれない。

2020年のパラリンピックに向けて一言


草なぎ:このような形で少しでも手助けできること…選手の方とかボランティアの方に、ちょっとでも寄り添っていけるようなことができれば。それは曲だったり、足を運んで応援していくことだったり、ちょっとしたことでもできることがあればと思います。

稲垣:求めていただければ今回のサポートというのもそうですけど、やっていきたいです。