加藤和樹が演じる“築地のダメ男”に「しっかりしろ!」と本音

2010/04/10 18:45 配信

映画 芸能一般

映画「最高でダメな男(ひと)・築地編」の初日舞台挨拶に登場した和泉ゆか、松坂南、加藤和樹、芹沢那菜(写真右から)

東京・築地を舞台にしたオムニバス映画「最高でダメな男(ひと)・築地編」が4月3日、公開初日を迎え、同日、監修を務めた飯田譲治と、出演した加藤和樹、芹沢那菜、松坂南、和泉ゆか、主題歌「日進月歩」を歌う4人組ロックバンド・Jeapta(ジプタ)、挿入歌「キラリ」を歌う3人組ユニット・サスライメイカーが舞台あいさつに登場した。

同作は「ドラゴンヘッド」('03年)などの飯田監督が監修を務め、築地を舞台に3人のダメ男の物語を3人の監督がそれぞれに描いた人情ドラマ。

「TSUKIJI流」(小澤雅人監督)で寿司職人を目指す若いダメ男を演じた加藤は「本当にダメなやつで、演じていて『しっかりしろ!』と思うところもありました」と役柄について語った。寿司の扱いについては、「実際に職人の方の所作を見て1から勉強したのでぜひ楽しんでほしい」とアピールした。

同じく「TSUKIJI流」でヒロインを演じた芹沢は本作が映画初出演。作品について、「笑えて感動できる作品です。ダメだけど応援したくなるかわいい男性が出てきますので、皆さんも応援してください」と魅力を語った。

お笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀が主演した「築地で一番ダメな男」(内田英治監督)からはグラビアアイドルの松坂が出席。松坂は「日村さんはダメ男役ですが、現場ではみんなを引っ張ろうと頑張ってくださいました」と日村をフォロー。また、中野英雄が主演の「かんからちん」(藤橋誠監督)代表の和泉は「現場を中野さんがすごく楽しませてくれていい雰囲気でした。みんなが楽しんでいるのが画面にも出ていると思います」とやはり主演の中野を立てながら作品について語った。

監修の飯田は「これからどんどん大きくなっていくであろう監督や役者さんとたくさん出会えました。彼らの将来を楽しみにしています」と期待を込めて語った。