ライブ会場に本物パンツが…!? アニメ「そらのおとしもの」大感謝祭〜青春ヒットパラダイス〜

2010/04/10 18:45 配信

アニメ 芸能一般

初ライブイベントを行った「そらのおとしもの」(C)2009水無月すう/角川書店/空美町新大陸発見部

'09年にtvkほかで放送されて話題となったアニメ「そらのおとしもの」の初ライブイベントが3月20日、川崎・CLUB CITTA'で開催。桜井智樹役の保志総一朗をはじめ、早見沙織、鈴木達央、高垣彩陽、美名、野水伊織らメーンキャスト陣と、早見と共に“blue drops”としてオープニング曲を担当した吉田仁美が登場した。

本作は、漫画雑誌「月間少年エース」(角川書店)にて連載中の水無月すうによる漫画が原作のアニメ。エッチな中学生・桜井智樹と、空から降ってきた未確認生物・エンジェロイドのイカロス(声:早見)を中心に巻き起こる、学園ハートフルコメディーを描いている。

イベントは、本作のオープニング曲「Ring My Bell」でスタート。レコーディングが個別で行われていたこともあって、吉田と早見が“blue drops”として一緒に歌うのは、このステージが初めてとのこと。しかし、初めてとは思えないほど息の合った歌声で、オープニングから観客を魅了した。

続いて、水色のドレスを着た野水が「夏色のナンシー」を、高垣&鈴木がムーディーな「僕等のダイアリー」を歌い、「ゆけ! ゆけ! 川口浩!!」では、美名と野水が、それぞれが演じるキャラクターのコスプレ姿で登場。さらに、アニメ第2話の“パンツが空を飛ぶ”という衝撃的なエンディングと共に流れた曲「岬めぐり」では、無数のパンツが観客の頭上から降ってくるという驚きの仕掛けが。また、サプライズゲストとして登場したトモコ役の藤田咲が「チャンピオン」で保志とデュエット。次々と展開していく工夫を凝らしたステージに、会場は大いに盛り上がった。その中でも、意外にも多く訪れた女性ファンのハートをわしづかみにしたのは、保志と鈴木が歌う「ワイルドセブン」。サングラス+革手袋という姿で、ハードボイルドに格好良く歌い上げる2人に黄色い歓声が上がった。

MCコーナーでは、監督やプロデューサーをゲストに迎え、キャスト陣たちでトークを展開。“智樹の妄想力”や“イカロスの天然力”といったお題を下に、アフレコや制作の裏話などを披露した。

また、イベント終盤ではアニメ「そらのおとしもの」2期の制作決定を発表。保志は「みんなで盛り上がれるイベントもやれて、そしてこの2期決定のお知らせ! 本当に皆さんの応援のおかげです」と、あらためて感謝の気持ちを語った。また、新キャラクター・アストレアの声を務める福原香織がスペシャルゲストとして登場。ステージに出てくる前は緊張していたという福原だが、会場の声援を前にして、「みんなが温かく迎えてくれて本当にうれしいです」とファンに笑顔で応えた。

最後は、もう一度「Ring My Bell」をキャスト全員で熱唱。観客も合いの手を入れ、会場全体がひとつとなってイベントの幕を下ろした。