マヂカルラブリーが告白「もう一回、上沼恵美子さんにネタを見てほしい」

2018/03/07 06:00 配信

バラエティー インタビュー

「冗談手帖」にマヂカルラブリー・野田クリスタル、村上(写真右から)が登場

毎回さまざまな若手お笑い芸人が登場する番組「冗談手帖」(毎週水曜夜11:00-11:30、BSフジ)。MCを務める鈴木おさむが、その芸人たちにスターになるための秘訣(ひけつ)を伝授していく。

3月14日(水)の放送ではマヂカルラブリー野田クリスタル村上コマンダンテ・安田邦祐、石井輝明が登場。鈴木から課されたお題「5秒間の沈黙」を取り入れた “実験ネタ”をそれぞれ披露し、対決する企画を行う。

今回、「M-1グランプリ2017」(テレビ朝日系)の決勝にも進出し、話題になったマヂカルラブリーを直撃。番組の見どころや知られざる結成秘話、さらに今後の目標などを聞いた。

――鈴木おさむさんとのトークはいかがでしたか?

村上:優しくて、ためになる言葉をおっしゃってくれたので、勉強になりました!

野田:お家に遊びに行きたいくらいですね(笑)。

―― “実験ネタ”を披露された感想を教えてください。

野田:前回、出演した時は「人生の生い立ち」というお題でした。この世で一番やりづらいお題でしたね。

でも今回の「5秒間の沈黙」というお題は、もともと面白い状況なので漫才には取り入れやすかったです。ただ、5秒間は相当長いですね。

――ネタ作りには時間がかかりましたか?

野田:いくつかプランを考えて、どれでいこうかとすごく悩みました。スローモーションで動いて無音するとか。

でも、どうせなら(動きもない)“マジ無音”がいいなと! ボケが思いついてからは、10分くらいで出来上がりましたね。

村上:手を抜いているみたいな感じになってますけど、大丈夫かな(笑)。練習はたくさんやりましたからね。何回やりましたっけ?

野田:1000回は超えてる!

――磨き上げていますね(笑)。マヂカルラブリーさんといえば、野田さんの独特な自己紹介が印象的です。

野田:漫才師の中で、最速でボケる男になりたいと思って! 普通に「野田です」と自己紹介するのが物足りなくて、ボケたことが始まりですね。

それから、いろんな自己紹介のバリエーションができました。

――以前、野田さんはGパンにランニングシャツという衣装でしたが、スーツに変えたきっかけは何でしょうか?

野田:昨年の「M-1」ではボキボキに心を折られたんですけど…。2010年の「M-1」でも、一発心を折れているんです。決勝に行きたいと思って臨んだ準決勝で、きついことになって…。

村上:「絶対に無理だな」という漫才の出来でした。

野田:僕たちの前に漫才を披露した笑い飯さんがウケ過ぎていて、足が震えちゃって…。

あんなGパンにランニング、裸足のやつが空気にのまれるなら、「スーツ着ろよ」と(笑)。それに、あの格好にこだわりはなかったので。

村上:何であの格好なのか、話し合ったことすらなかったですから。最初の舞台で適当に着ていた衣装で、「これでいいんじゃない」くらいの感じでした(笑)。

野田:もともと、即席のコンビのつもりで組んでいました。どうせすぐ終わると思っていたので、「マヂカルラブリー」というコンビ名も意味がないんです。

村上:お互いが思いついた言葉をつなげてマヂカルラブリーなんですけど、それが10年以上続いてしまってるんですよ。

――そうだったんですね。スタイルを変えながら活動を続けていらっしゃいますが、漫才に変化はありましたか?

野田:スーツを着るようになってからは、ネタ数も増えましたからね。当時は、“ランニングGパン野郎”というキャラに縛られていたんですよ。

(漫才中は)相づちもしなかったので、同じタイプのネタしか作れなかったんです。今ではしゃべくり漫才だってやりますよ。

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