――同世代の共演者が多いと思いますが、現場の雰囲気を教えてください。
いやーもう、楽しいですね! 宇宙人メンバーはみんな一緒に仕事したことある人たちなので最初から心強かったです。ダンスの練習もあったんですが、そこでチームワークも生まれましたし、スケジュールが大変な中で撮影していますけど、笑いが絶えない現場になっていることがうれしいですね。
毎日、何かしらで大爆笑してるんですけど、本当にくだらない内容なので、そんな誌面に載せていただくような大それたことじゃないです(笑)。みんな気を遣わないメンバーです。
――社長役の徳井義実さんは、そんな皆さんを「ほほ笑ましく見守ってる」とおっしゃってました。
徳井さんはほほ笑ましく、触れずにいてくれます(笑)。堀井新太が独特なボディータッチをしてくるんですよ。そのタイミングでチラッと徳井さんを見たら、「うんうん」って(笑)。
触れてくださらないっていう優しさですね、あれは。でも、もちろん徳井さんも一緒に楽しく話したりもしてくださるので、逆に気を遣わせてしまっていないかすごく心配です(笑)。
――本作には歌とダンスのシーンもありますが、どのくらい練習されたのですか?
期間は2週間くらいだったんですが、1日の練習量が8時間の日もあって、ずっと踊り狂ってました。実は、お仕事の中でダンスを経験したことがあっても、得意ってメンバーが誰もいないんです。でも、逆にそれがいいなと思ったんです。役自体もそうなので、僕たちがダンスを練習して感じることや生まれるものが、作品に映ってる部分があるんじゃないかなって。
「全員、振りが間違えないでできた!」っていう、その達成感だったり。ある種、部活みたいですよね。
お芝居以外のそういう部分が、画面からも伝わると思います! 格好良く見せているところではなくて、がむしゃらに汗だくでやってる姿がいいなぁって思ってもらえるのが一番うれしいです。そんな短期間で練習したライブのシーンは、思い出のシーンですね。
――映画化(2018年公開予定)も決まっていますが、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
人間くさいシーンの数々の中に、歌やダンスの華やかさもあるので、飽きないで見ていただけるんじゃないかと思います。いろんな要素がギュッと詰まっているので、おなかいっぱいになっていただけるんじゃいかな。僕も完成形が早く見たいです!(取材は2月)
劇場版の追加シーンは、ドラマのその後が描かれています。「結局、地球征服はできたの!?」とか、気になると思いますが、アイドルとして活動していく中で彼らが何を感じていくのか、周りが変わっていく中で自分たちの本当の目的は何なのかという部分が描かれています。
映画を見ていただいたら、エンドロールが終わっても席を立たないでほしいです、最後まで! 明かりがついてから余韻に浸ってほしいですね。最後までいろんなディテールが含まれていますし、愛情を込めて作っています。ドラマも映画も見ていただけたらうれしいです!
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