「漣さん!ありがとう!!」遠藤憲一ら叫ぶラストシーンに感動の声相次ぐ 【視聴熱】

2018/03/08 17:56 配信

ドラマ

名バイプレイヤー達を本人役で登場させるという、意欲的な試みで多くの人に支持された「バイプレイヤーズ―」は、愛されつつ終了を迎えた(C)「バイプレイヤーズ2018」製作委員会

3月7日に最終回となる第5話が放送されたドラマ「バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」が、同日の「視聴熱(※)」デイリーランキングで59985ptを獲得。ドラマ部門で1位となった。

「バイプレイヤーズ」最終回は“愛をこめて”


2月21日に急逝した大杉漣さんがメインとなった最終回のサブタイトルは「バイプレイヤーより愛をこめて」。約三割しか撮影を終えていなかったとされるが、スタッフ、キャストの尽力により見事完成。朝ドラ「しまっこさん」の撮影を終えた大杉漣(本人)が、スタッフ不足で混乱する現場に残り、撮影を手伝うというストーリーだった。オフショットと思われる場面なども挿入されながら、これまで通りの楽しそうな雰囲気で展開された。また、劇中で“大杉漣記念館”が話題に上り、「本当に作ってほしい」、「泣くまいと思って観てたけど、大杉漣記念館の入口がサッカーボールで飾られてるのを見つけてごめんもう無理」などの声が上がり、多くの視聴者の涙を誘った。

そして、ラストで、遠藤憲一田口トモロヲ松重豊光石研が海に向かって「漣さん!ありがとう!!」と叫ぶシーンでは、多くの視聴者から「涙腺崩壊した」「お手紙のシーンと、ラスト4人が叫ぶところ、泣きました、、」「歴史に残るドラマありがとう」「大杉漣さんは亡くなったけど、いつまでもこのドラマの中で生き続ける」など感動の声が相次いだ。また、同回のCM前のテロップでは「ドラマが終わるのは寂しいけど 同じ時間を共有できた事 感謝でいっぱいです 僕たちなりにサプライズを用意しました この思い、届きますように…」というコメントが挿入された。文字通り、愛が込められた最終回の平均視聴率は番組最高となる4.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。それに伴う形で、同日の視聴熱デイリーランキングの人物部門でも大杉漣さんが21988 pt で2位となった。

7月18日(水)には未公開映像満載のBlu-ray BOX&DVD BOXが発売決定。豪華ゲストも出演のメイキング「バイプレイヤーズ・メイキング in南の島~もしも名脇役と豪華ゲストに密着したら~」や、バイプレイヤーズが役者としての本音や、芝居について素顔で語る“バイプレトーク”に未公開トークを加えた「バイプレトーク完全版&未公開トーク集~もしも名脇役が卓を囲んで呑み交わしたら~」などが収録される予定。

※SNSや独自調査を集計、今熱い番組・人物・コトバからテレビの流行に迫る新指標。