4月2日(月)にスタートする連続テレビ小説「半分、青い。」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)の第1週完成試写会が行われ、ヒロイン・鈴愛を演じる永野芽郁の他、松雪泰子、滝藤賢一、矢崎由紗、そして脚本の北川悦吏子が登壇した。
本作は岐阜県東濃地方に生まれたおてんばな少女・鈴愛が、片耳の失聴や夢の挫折、離婚など、幾多の壁にぶつかりながらも持ち前の明るさとユニークな発想でそれを乗り越えていく物語。
北川作品ならではの遊び心と情感にあふれたせりふ、細やかなストーリー構成を保ちながら、コメディータッチでポップな仕上がりになっている。
冒頭、ヒロインは子役でもなく「胎児」で登場するというのも、本作ならでは。胎児の心の声を収録した永野は、「監督から『赤ん坊っぽく』と言われたんですけど、赤ん坊ってしゃべらないから、分かんないなと思って(笑)」と、苦労を明かす。
だが、それだけに、ようやくヒロインが産み落とされるシーンは感動的。松雪も第1週の好きなシーンとして挙げている。
また、前日に発表されたばかりの、星野源が歌う主題歌「アイデア」も試写の中でお披露目された。
星野が主題歌を担当することについて、北川は「感無量です」とコメント。「曲調からして、(タイトルバックで)いつ芽郁ちゃんが走り出すのかなと思っていたら、走ってリボンも振って。想像の斜め上を行っていました」と完成度の高さを喜んだ。
第2週までは主に小学3年生の鈴愛が描かれており、矢崎が演じている。劇中で登場する「いい湯だな」の冒頭部分「ババンババンバンバン」の音程が取れなかったそうで、「電車の中でYouTubeで見て覚えたり、周りの人に教えてもらいました」とかわいらしいエピソードも飛び出した。
永野がメインで登場するのは、第3週(4月16日[月])から。印象的なシーンを問われた永野は「(佐藤)健さんと見詰め合うシーンで、健さんの目の奥が笑っている気がして笑いが止まらなくなっちゃって。そこから仲良くなっていった気がします」と回答。高校生時代パートの見逃せないポイントも明かした。
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