前田航基「ガチガチの緊張」から救った共演者とは?【バカメン日誌第2回】

2018/03/12 12:00 配信

ドラマ インタビュー

日本テレビ深夜ドラマ「卒業バカメンタリー」で好演中の前田航基(C)NTV/JS

脚本・じろうと目指した役作り


脚本を担当されたじろうさんから言われたのは「コウキは一番テンションが高い役なので、4人組の空気を決めるバロメーターとして、テンションを引っ張ってほしい」ということでした。

皆さんお気付きだと思いますが、この物語の舞台である“エリート大学”は、東大をイメージしています。コウキのキャラクターに“東大エッセンス”をどう入れるのかは悩みました。

クランクイン前にリハーサルが2~3回あったんですが、その時も、東大の雰囲気というものを皆さんどういう風に出されるのだろうというのが気になっていて。でも、じろうさんから「テンションを引っ張る上で、東大という設定がやりづらいのであればコウキは努力をして入学した子なので、天才感よりも“一番普通寄り”でいいよ」と言ってもらえて、一気にやりやすくなり「ああ、助かった…!」と救われました。

僕以外の、ガク、マオ、ジュンのキャラクターは独特かつテンションが低いので、特に吉田君は日常も低いですから、その中で空気を作るっていうのはちょっとプレッシャーを感じる部分はありました。

だから、朝から妙にハイテンションで現場に入って、役に入る前の“前田航基”の時からテンション上げるっていうのを意識していました。僕自身、日頃からうるさい人間なので、大変ではなかったですが(笑)。

現場の思い出を語る!


藤井君は、毎日現場に来る服装が、朝5時、6時とは思えないほどに、常にアイドルなんです。しかも、毎日系統が違っていて、ある日はストリート系だったり、別の日はちょっと外してきたりとか、見ている方もすごい楽しかったです。

それに対して、濱田君はいっつも同じ格好で(笑)。でも、それがすごい濱田君のキャラクターで、しかもすごい似合っていて格好いい。

結果2人ともアイドルってことなんですよね。でも、なんだろう。服装の気合の入り方が全然違う(笑)。藤井君と濱田君、一緒に現場に入られるんですけど、「すごい面白い人たちやな~」と思ってました。