改めて、歌舞伎とテクノロジーの融合について獅童は「普段われわれはアナログの世界ですから、こういったデジタルの最先端の技術というのは素晴らしいと思います。
当日は会場にいらっしゃった皆さんには“大向う”ですね、掛け声で『電話屋』といただけたらうれしく思います」と、NTTの最先端技術が使われていることから呼ばれている屋号を使ってファンに呼び掛けた。
「昨年肺腺がんになったんですけど、なんとか病に打ち勝つことができて、超歌舞伎のユーザーの皆さん、会場にお越しの皆さんメッセージを作ってくださいまして、それを病室に飾ってたくさんの勇気をいただいたおかげで病に打ち勝つことができましたので、その恩返しというのも含めまして、この1年間ずっと舞台を休んでおりましたのでそのすべての思いをこの超歌舞伎にぶつけたいと思っておりますのでよろしくお願いします」と力強く宣言した。
そして舞台上には“共演”する初音ミクも登場。
「皆さんこんばんは、初音ミクです! ことしも皆さんにすてきなお芝居を見ていただいて、そして感動していただけるように獅童さんと皆さんとお稽古を頑張っています」とあいさつして超歌舞伎をアピールした。
「ニコニコ超会議2018」は、今年も「歌ってみた」「踊ってみた」「ボーカロイド」「ゲーム」など第1回目の開催から実施している定番ブースの他、ユーザーが創り上げたホラーゲームの世界観を再現した「超ホラーハウス」や、さまざまなレシピ動画などで親しまれている「料理」ブース、さらに話題のアニメの世界観を楽しめる「アニメエリア」などの参加体験型ブースを展開、全100以上に上る企画を予定している。
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