――すごくいいコンビのように見えますが、お互いの印象はいかがですか?
いとう:印象はもう完璧に“いい人”です。でも、そんなにいい人って地球上にいないと思っているので、この収録の何回目かで、奥底に眠る黒い部分を引き出したいです。
にごってるところを探そうと思って見てるんですけど、ないんですよね~。
横山:そんな目で見てたんですか!? 僕は、いろんな番組であさこさんが「体を張ってる」姿を尊敬の目で見ていました。
最初にご一緒させていただいた時は、思っていたよりも優しくしていただけたので“癒し系”だと思っています。
とにかく、何かあったら脱ぐみたいなイメージが強かったんです。でも実際にお話しした時に、ものすごく気を使っていただいたので、「テレビと違うんだな…」と思いましたね。
いとう:それは、ちょっとテレビの映り方を考えなくちゃいけませんね(笑)。
――番組で解決してみたい疑問はありますか?
いとう:「なんで急に走り出すと、ひざがズキンと痛むんだろう?」ですね…あれなんなんでしょう? ひざで何が起こっているのか知りたいです。あとは、「どうして日本酒ってこんなにうまいんだろう?」ですかね。この番組は小学生が見るのでできませんけど(笑)。
横山:それは夜にやりたいですね。
いとう:「よルエんサー」の方でね、やりたいですね。
横山:僕はですね、周りの方がびっくりするくらい体が硬いんですよ。小学生のころから硬くて、体育座りがきつかったんです。だから、どうやったら柔らかくなるのか知りたいです。
いとう:お相撲さんとかがやる股割りじゃないですか? 私も3回くらい股割りしたら柔らかくなりましたよ。
横山:本当ですか? じゃあ実験体としてやってみたいですね。力の限り頑張ります。
――特に興味があるジャンルはどんなものでしょうか?
いとう:以前、取り上げていた「ファーストキスはレモンの味って本当なの?」みたいに、私たちの世代の青春時代の伝説みたいなことを平成世代の子に検証してほしいですね。
「パンをくわえて走ってたら転校生にぶつかる確率」とか。
横山:僕は歌に関することが気になりますね。最近は授業でヒップホップを学ぶので、今と昔でリズムの取り方が違うのかなとか。
僕は、あんまりリズム感が良くないんです。特に、ポップスをあんまり歌ってこなかったので、裏取りのリズムが苦手なんです。
そういう子っていっぱいいるんじゃないかなと思うので、取り上げつつ、自分も学びたいなと思います。
――リポーターとして台本なしのロケに挑むすイエんサーガールズとはどう絡んでいこうと考えていますか?
いとう:まだお会いしてないので、分からないので、14~19歳の子たちが集まっているということで、私からしたら“娘”くらいの感じで温かい目で見たいと思います。
私も、そのくらいの年の時にいろんな物に好奇心があって、ジュースを煮沸して混ぜてバケモノみたいな飲み物を生み出したりしていたんです(笑)。
今はそんなバカなことはしなくなりましたけど、好奇心は消えていないので、若い子たちに私の目となり足となり感じて教えていただけたらと思います。
横山:すイエんサーの番組のカラーが、「出たこと勝負」っていう感じだと思うんです。そういうことは僕は初挑戦なので、違った面をあさこさんやすイエんサーガールズに引き出してもらえたらいいなと思っています。
19歳くらいの子たちと関わることってもうほどんどないんですよ。だから、あさこさんが先ほど言っていたように、自分たちが若かったころに思っていた疑問と、彼女たちが抱く疑問の違いを見つけていけたら面白いなと思いますね。
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