放送の中でまず行われた企画は、「集団演技選手権」。参加者たちは3名ずつの5グループに分かれ、「よしもとドラマ部」の面々が執筆した脚本を元に即興で芝居に挑戦した。またこの「集団演技選手権」は、ただ演技を行うだけでなく、一度演じた役とは異なる役柄を同じグループの中でさらに挑戦するという、演技幅の広さと表現の解釈を審査する非常に難度の高いものとなった。
参加者たちは放送当日に与えられた脚本を元に、それぞれの解釈によって演技を披露。各グループの優秀女優に選ばれた白川悠衣、高橋留依、平岡千香子、五十嵐晴香、筒井萌子は、与えられた2つの役を落ち着いた表情で、かつそれぞれの役柄が持つ全く雰囲気の異なる味を生かした演技ができていたとして評価された。
その中でもひときわ輝きを見せていたのは、五十嵐晴香だ。五十嵐は福田が執筆した脚本に挑戦し、女性同士の会話劇の中で、年上の余裕を感じさせる女性とセリフは少ないながらも、場面を一気に引き締めるミステリアスな女性を、見事に演じ分けた。また演技を間近で見て審査していた福田は、「一番落ち着きを持って役に臨んでいた。全く異なるタイプの役柄だったけど、一番セリフを自分のものにしていたと思う」と称賛の声を贈った。
そして番組後半で行われた「アドリブ力選手権」では、「よしもとドラマ部」の面々から出題されるシーンお題に即興で挑戦。瞬発力と、シーンや役に対する状況把握、想像力を試されるこの企画では、女優たちが「初恋の人に初めてのキスをされそうになった時の一言」や、「デートに遅刻した時に好感度の上がる言い訳」などに挑戦した。
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