――高田さんが哲学者に相談するとしたらどんなことを相談したいと思いますか?
高田:「よく、『屁は元から騒ぎ出す』なんて言いますけど本当でしょうか?」とか、「『木も見ず、森も見ず』っていう考えはあるのか?」とかですかね。
高校時代ね、同級生が壁に「大器晩成とは無能な者をなぐさめる唯一の言葉なり」って書いていたんですよ。それで、結局無能な者はそれにすがっていかなくてはいけないなっていうことを思ったりしましたね~。
ごめんなさいね途中から訳が分かんないこと言っちゃって。
――高田さんが相談に答えるとしたら、どんな分野を選びますか?
高田:僕は取り立てて抜きん出ているものがないんでね。雑学だったら本屋でちょっと本読めばいけるかなと思いますけど。
賢者の人たちが実際に言っていることを実行しているわけではないですからね。意外と有言不実行な人も多いんですよ。その辺もいずれ暴いていきたいですね。
小川:高田さんは人生経験豊富ですから、番組の中でも「僕の時はこうだった」って言うことが哲学になってることもあるんですよ。
高田:まぁ人生経験豊富ってのは、年取ってるっていうことですから。僕は毎年の目標を聞かれると「ただ生きる」って書いてるんです。
「どう生きたか」が問題で「ただ生きる」はいけないって言ったりする人もいるらしいんですけど、それでも僕は「ただ生きる」っていうことをプッシュしたいですね。
…今どんな話をしてるんでしたっけ?
――高田さんは“テキトー”に振る舞う中で気を付けていることはありますか?
高田:第3者が“テキトー”って決めつけてくれるんで、僕自身が“テキトー”だと思ってやってきたつもりはないんですよね。
例えばトイレ行って水流さないとか、コンビニで本をお金払わずに持ってきちゃうのとかが“テキトー”かなとか、何が“テキトー”っていう範囲なのかが分かんなくなってきちゃったんですよね。
でもね、これが“適切”って言葉だとなんか面白くないんですよ。だから“テキトー”って言われることはうれしいです。
どのように適当にしていいかっていうことは分かんないんです。その辺りの悩みを相談してみようかと思いますけど、解決してくれるとは思えませんけどね。
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