3月24日(金)放送の帯ドラマ劇場「越路吹雪物語」(テレビ朝日系ほか)第54話に、美川憲一が本人役でゲスト出演することが分かった。
歌とエンターテインメントに生きる越路吹雪(大地真央)と親友・岩谷時子(市毛良枝)の友情、そして夫・内藤法美(吉田栄作)との深い愛を描いている本作。
美川が登場する第54話では、越路が決断した“ある転機”が描かれる。それは、NHK紅白歌合戦からの卒業だ。騒ぎの渦中、越路行きつけのビストロで紅白との決別について話し合う越路、岩谷に、美川は偶然出会う。
当時、紅白歌合戦に格別の思いを抱いていた美川は「簡単にサヨナラなんて言わないで!」と、2人に自らの思いをぶつける。
シャンソンのコンサートをライフワークとして続ける美川にとって、越路は憧れの大先輩であり、人生の指針を授けてくれた恩人。「越路吹雪物語」のスタート直前スペシャルでは越路との思い出を語っており、かねてよりドラマ本編にも出演したいと強く願っていたところ、初となる本人役での登場が実現した。
2月に左足首を骨折した美川は、まだ完治していないにもかかわらず都内のスタジオで行われた撮影に参加。撮影を終えた美川は、「若い頃を演じたからちょっと無理があったかなとは思いましたけれど(笑)、私のカラーでやらせていただいて楽しかったです」と告白。
さらに、「越路さんは私にとっては神様。越路さんのシャンソンを聞いていなかったら、シャンソンを歌うようになっていなかったと思います」と越路への尊敬の念を語るとともに、「絶対に損はさせないわよ。このドラマ、今、ホント人気ですから! しっかり見てくださいね、最後まで!」とコメントを寄せた。
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