椎名桔平が激動の金融界を生き抜いた男に!

2018/03/16 12:00 配信

ドラマ

椎名桔平、宅麻伸、原田知世、奥田瑛二が「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」に出演

椎名桔平が主演を務める「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」が、6月10日(日)からWOWOWプライムで放送される。

同ドラマは、食肉偽装問題が題材の「震える牛」など、社会の闇をえぐり出す小説で注目を集める相場英雄の小説「不発弾」(新潮社刊)が原作。

舞台は7年間で1500億円の「不適切会計」を発表した大手総合電機メーカー三田電機産業。その裏で暗躍する一人の男と彼を取り巻く人々の人間模様を描いた、骨太の社会派ヒューマンサスペンスだ。

主人公の金融コンサルタント・古賀遼を演じるのは椎名。貧しい炭鉱町で育ち東京の証券会社に入った古賀は、ある出来事を機に欲深い人間たちへの復讐を始め、証券業界ひいては経済界の影の立役者にのし上がっていく。

また、主人公を取り巻く人物として、財界に広い人脈を持つ三田電機産業相談役・東田章三役に宅麻伸、和装小物店を営みながら古賀と暮らす内縁の妻・村田佐知子役に原田知世、古賀を証券マンに育て上げた元上司・中野哲臣役に奥田瑛二らが出演する。

椎名桔平のコメント


――出演が決まった際の感想、脚本を読んだ印象は?

依頼のお話をいただいた時に、まず原作を拝読したのですが、経済の世界における深い人間ドラマに感銘しました。特に主人公の古賀の恵まれない生い立ちから、大企業を裏で支える人物になるまでの半世紀にもおよぶ紆余曲折した生き方は、私にとってとても魅力的に感じました。

脚本を読んで感じたのは、原作を踏襲しながらも、連続ドラマというエンターテインメントの世界に、大胆さと繊細さを持ち合わせながら、それぞれの役と役の関係性がより立体的になっていると感じました。

――古賀遼の印象、“表現したいこと”“チャレンジしたいこと”などは?

古賀という人物像は、とても繊細な面と思わぬ大胆さ、そして清濁併せのむ男という印象です。善悪の狭間で葛藤しながらも、強い意志を持って生きている男です。20代後半から50代後半までを行ったり来たりしながらの撮影ですが、その時間軸をしっかりつかんで演じていきたいと思ってます。

――視聴者へメッセージを。

いわゆる経済ドラマとか金融ドラマとかではくくりきれない、骨太な人間ドラマです。信頼する星野監督の下、最高のスタッフ、キャストの皆さんで、グッとくる作品をお届けできるように頑張ります。