藤原啓治「人間ドラマとしての見応えも」

2018/04/07 07:00 配信

映画

アイアンマン/トニー・スターク役の藤原啓治

3月17日から4月14日(土)まで、「マーベル映画」5作品が5週にわたって夜10時よりDlife(BS258ch)で放送中。4月7日(土)には無料初放送となる「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」が、そして4月14日(土)には「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」がオンエア予定だ。

今回、“マーベル作品”には欠かせない声優キャストからコメントが到着。また、映画評論家・有村昆にもその魅力を語ってもらった。

藤原啓治…アイアンマン/トニー・スターク役


マーベルのヒーローは、いかにも完全無欠の正義の味方、という訳ではなく、各キャラクターの影の部分も含め描かれることで、ド派手なアクションはもちろんだけど、人間ドラマとしての見応えもあるとこが、面白さのポイントだと思います。

特にアイアンマン(トニー・スターク)の魅力は、彼が成長し変化していくことだと思います。調子に乗って失敗したり…そんなところも気に入っています。

岡寛恵…ペッパー・ポッツ役


どうしてもペッパー目線になってしまうのですが、普段は美しい女性たちに弱く、情けないところも少なくないトニー・スタークが、アイアンマンスーツを着ると、ダメダメな時には想像できないくらいにカッコよくなる。このギャップにこの上ないいとおしさ、魅力を感じます。

「アベンジャーズ」では、ヒーローたちもみんな、私たちのような一般人と同じように心の葛藤、屈折した部分を持っていて、それを克服して成長していくところに共感を覚えます。

ましてやその過程を作品をまたいで見せてくれたり、また一人一人が大人気のヒーローたちが集結して影響を与え合ったりするなんて!

何ともぜいたくで、ヒーロー好きの人たちにはたまらなく魅力的だと思いますし、そうでない人たちも一度見たらハマるはずです。