ニコ動で人気の伊東歌詞太郎が初小説「家庭教室」刊行!朗読会も開催

2018/03/16 19:00 配信

音楽

ニコ動で人気のシンガーソングライター・伊東歌詞太郎

2012年からネット動画投稿を開始し、力強い歌声とメッセージで支持を集めるシンガー・ソングライターの伊東歌詞太郎。彼の初小説となる「家庭教室」がKADOKAWAより5月16日(予定)に刊行される。さらに刊行を記念した朗読会が4月より開催されることも決定した。

伊東歌詞太郎はトレードマークの狐のお面と抜群の歌唱力を武器に、動画投稿サイトの「歌ってみた」で人気急上昇。2014年にはメジャーデビューを果たし、累計動画再生回数5,800万回超を誇る。だが2016年より声帯を患い、今年の1月に喉を手術。歌が歌えず発声もできない状況の中、「それでも何かを伝えたい」という思いで執筆されたのが同小説「家庭教室」となる。

小説「家庭教室」は、家庭教師をしている大学生・灰原巧を主人公に、オムニバス構成で彼が家庭教師として訪れた家族・子供が抱える問題を描く。歌詞太郎の楽曲同様、子供たちが抱える問題や、その心の機微を瑞々しく表現し、10代を中心に多くの読者から共感を集めるものとして期待を集めている。

そんな中、5月刊行に先駆けて「本書をみなさんにいち早く届けたい」という歌詞太郎の想いを受けて「朗読会」の開催も決定した。「家庭教室」をベースにシナリオを構成し、歌詞太郎本人と声優たちによる朗読劇を展開。小説の雰囲気を存分に楽しめる趣きのある“テキスト・エンターテインメント”を届ける。

朗読会は2回のニコニコワークショップを含み全6回、小説の発売をはさんで開催。小説家・伊東歌詞太郎としての第一声となる同イベントには、ファンならずとも大きな注目が集まりそうだ。