テレビ朝日系で16日よりスタートする新ドラマ「警視庁失踪人捜査課」の制作発表記者会見が13日、都内で行われ、出演者の沢村一樹、黄川田将也、森カンナ、高畑淳子、遠藤憲一、小日向文世が出席した。
同作は、堂場瞬一氏の「警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ」(中公文庫)をドラマ化したもの。沢村演じる元警視庁捜査一課のやり手刑事・高城賢吾らが、何らかの事情を抱えて失踪(しっそう)した人たちを捜索していくうちに、彼らの隠された素顔や秘密が明らかになるというヒューマンサスペンスだ。
沢村は「このドラマは失踪(しっそう)人を捜すということで、被害者がいないところで謎解きをしていくという今までにない刑事ドラマです」とあいさつ。続けて、「そしてキャストですが、いるだけでここは刑事課だと主張しているようなこわもての遠藤さん、雑誌で菩薩系男子と紹介されていた黄川田くん、ムードーメーカーの小日向さん、2300人のオーディションで選ばれたフレッシュな森さん…と、フレッシュじゃない高畑さん」と“沢村流”に出席者を紹介し、「メンバーみんなの個性が集まり、1つの事件を追っ掛けていきます。スリルあり、笑いあり、最後にポロリ…じゃなくてホロリもあります」と笑いを誘った。
また、ドラマにちなんで「これまでの人生でもう一度会ってみたい人」という質問が投げ掛けられると、高畑は「わたしは、唯一プロポーズしていただいて断った男性。あの人どうしているかなと思いますね。良い人だったので」と淡い恋話を披露。また、黄川田は「幼稚園の時、お昼寝のときにいつも横で寝てくれた先生がいたんですけど、好きになったのと同時に結婚して辞めちゃったんです。だからいま会って、『ごめんなさい』と言いたいです。よく先生の胸を揉んでいたらしいので」と爆弾発言を。すかさず沢村が「彼は僕と一緒にいることが多いせいか、僕の強過ぎる菌が感染してしまったんだと思います」と誇らしげにフォローした。
最後に、沢村は「僕は、世間では“エロ男爵”と言われていますが、今回のドラマでクールな役をやらせていただいているので、その称号を返上したいと考えております。さておき、このドラマは本当に良いドラマです。皆さんも、本当にいま自分が大事にしている人が、ふといなくなったら…ということを想像しながら見てほしいです」とアピールした。
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