ついに残すところ2週間となった、葵わかな主演の連続テレビ小説「わろてんか」(NHK総合ほか)。世は第二次世界対戦の真っ最中で、笑いを生業とする「北村笑店」にとって厳しい時代に。そんな中、中国への慰問を経験した北村の面々は、このような時代だからこそ「笑いは薬になる」とキース(大野拓朗)主演の映画「お笑い忠臣蔵」の製作に乗り出した。そのキースを演じる大野に、最終話に向けた“キース的”見どころを聞いた。
――笑いをテーマに描かれてきた「わろてんか」ですが、特に3月に入ってからは怒涛の展開を見せていますね?
起こる事件の一つ一つが、とてつもなく大きくなってるんですよね。昔は遠藤憲一さん演じる儀兵衛さんが藤岡家のお酒を盗み飲みして、“犯人は誰や!? 儀兵衛さんだった!”とかだったのに、もう計り知れないほど大きな出来事が起こっている。でも、物語が大きくなったことで、だからこそ、「笑いって大切だよね」「人と人との絆って大切だよね」ということが身にしみる話になってきているのかなと思います。
――第24週(3/12-17放送)では、伊能(高橋一生)が自らの会社から追いやられたことで、北村笑店に映画部が誕生。北村笑店ならではの映画製作に乗り出しました。
第24週は楽しかったです! 久しぶりにわちゃわちゃする芝居をしたので、若返った気がしました(笑)。第23週に慰問団として戦地に赴き、生きてるって大事だなとか、大切な人と一緒にいられるって奇跡みたいなことなんだなということをあらためて感じる週だったので、第24週は楽しさをより感じられた気がしますね。もちろん深刻な出来事がありましたけど、それ以上の楽しさがありました。みんなで夢を追っかけた感じがしました。
――3/19(月)からの第25週は、映画「お笑い忠臣蔵」の行方が気になります。
僕が主演の映画ね! とってもすてきなポスターを作ってもらいました。内容はどんななんでしょうねー?(笑)
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