広瀬すず「寂しいを通り越して気持ちいい」笑顔で“卒業”

2018/03/17 13:32 配信

映画

広瀬すず、野村周平、新田真剣佑らキャストと小泉徳宏監督が登壇


映画「ちはやふる ー結びー」の初日舞台あいさつが3月17日に都内で行われ、広瀬すず、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、優希美青、佐野勇斗、清原果耶、松岡茉優、賀来賢人、小泉徳宏監督が登壇した。

同作品は、“競技かるた”を題材にした少女コミックス「ちはやふる」(末次由紀/講談社「BE・LOVE」連載)が原作。2016年には2部作([上の句][下の句])として実写映画化され、200万人を超える観客動員数を記録した、大人も感動できる“青春映画の金字塔”として話題となった。

映画「ちはやふる ー結びー」場面写真(C)2018映画「ちはやふる」製作委員会 (C)末次由紀/講談社


シリーズ3作目で完結編となる今作は、高校3年最後の全国大会を目指す、瑞沢かるた部の忘れられない夏が描かれる。待望の新入部員獲得に向けて奮闘する千早(広瀬)、名人を目指す新(新田)に立ちはだかる絶対的な壁、そして突然かるた部を辞めてしまった太一(野村)。かるたが繋いだ3人の幼なじみの運命が、それぞれの未来に向かって動き出す。

「ちはやふる」を卒業


シリーズ完結ということで、舞台挨拶は“卒業式”のような形で進行。終盤は、キャストへのサプライズとして卒業証書授与が行われ、小泉監督から一人一人にメッセージと卒業証書が贈られた。

終始笑顔で行われた舞台あいさつは、予定時間を大幅にオーバーするほど盛り上がった


初主演映画シリーズの“卒業”を迎えた広瀬は「公開されたこと=私たちの中では卒業になって、正直実感はないんですけど、寂しいとかは通り越して、ある意味すごく気持ちがいいです。この作品に出合えたことで、自分の中で何となく始めていたお仕事が、やりたいことが見つかったかなっていう気持ちがこの3年間であります」と作品への思いを吐露。

また、共演者たちについては「役を通り越して、ここにいる皆さんと本当の仲間になれたことが、自分の中で何よりも支えになっています。みんなとは終わらないし、むしろいろいろなことを一緒に感じていきたいなって思えるような仲間になっている気がします。どこかでまた『ちはやふる』の中で生きているんだなって思ってもらえるような、すてきな人たちに出会えたと思います」と笑顔で語った。

最後に「3年間の私たちの全てを懸けたつもりです。この作品が本当に大好きです。自信を持ってお届けできる作品になりました。一人でも多くの方に届いてほしいと思いますし、皆さんにとっての大きな作品の一つになったらうれしいなって思います。手の届かないところまで、この作品が広がっていったらいいな」とあいさつし、イベントを締めくくった。

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