放送中のドラマ「ドルメンX」(毎週土曜夜0:55-1:25、日本テレビ)に、芸能事務所の社長・羽多野社長役で出演中の徳井義実。
羽多野は、アイドルを目指すことになった隊長(志尊淳)ら宇宙人たちを自分の事務所に所属させ、“ドルメンX”を命名する。スパルタ教育をしながら、実はメンバーを優しく見守る切れ者社長という役どころだ。そんな羽多野を演じる徳井に、自身の役柄や現場の様子などをインタビューした。
――徳井さんが演じる羽多野社長について教えてください。
宇宙人たちが所属する事務所の社長ですね。ひょうひょうとしながらも、彼らのことを真剣に考えているおっさんです。
ただ、「こっちもビジネスでやってまっせ」という気持ちがベースにあるので、あまりにも「親身になってあいつらを売ってやろう!」って感じが出過ぎないように、ある程度のドライ感は残しとかなアカンなって思いながら演じています。
――社長という役柄はどうですか?
社長役…10年近く前に1回だけしたことがあるんですけど、それはIT系の若社長みたいな役だったんで、「こんな、事務所の社長役をやるようになったんやなぁ~」っていう感じですね。
自分以外のキャストがみんな若いので、あの子たちを見ていると「あ~、年取ったなぁ…自分は社長とかになんねんなぁ~」って(笑)。「昔やったら、あの中におったんかなぁ」ってちょっと思いながらやってます。
――関西弁をしゃべるキャラクターですが、演じやすい、または演じにくいなどありますか?
どうやろ。なんかね、関西弁でお芝居やってると、普段自分が使ってる以上の関西弁になったりするんですよね、なぜか。コテコテになるっていうか。「○○やぁ!」みたいな(笑)。そんな、「○○やぁ!」なんて普段言わへんけど、なんかなってまうな…(笑)。
――徳井さんが実際にアイドルをプロデュースできることになったら、してみたいですか?
俺は嫌です…(小声)。こないだ解散したんですけど、友達が2、3年くらいアイドルをプロデュースしてたんですよ。アイドルプロデュースの大変さを横でずっと見てたんで、「俺には無理やな」って。
人の人生を背負うことにもなるし、俺は絶対無理です。もう、自分だけで精一杯(笑)。「こいつらほんまに売りたい! 俺も人生なげ売って勝負に出るで!!」ってくらいの人が出てきたら楽しいかもしれないですけどね~。
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