Re:Complex・岡畑雛生インタビュー! ダンサー魂を忘れず、オーバーグラウンドに挑む

2018/03/19 11:30 配信

芸能一般 インタビュー

関西発!才能発掘TV「マンモスター+」のオーディション企画で誕生した男女混成ダンスボーカルグループ・Re:Complexが、3月21日に「One & Only」でメジャーデビューを果たす。その中からメインダンサーとして活躍する岡畑雛生にインタビューを敢行。

世界的ポッパー・GUCCHONの元で育ち、Bad Queenを育てたNISHI直伝のWAACKを生かし、二人組のチーム・麗(レン)で全国のダンス大会で輝かしい成績を納めてきた岡畑雛生。ダンサーとしての始まりやダンスのこだわり、Re:Complexのことを語ってもらった。

岡畑雛生が所属するグループ・Re:Complexは、シングル「One & Only」を3月21日にリリース


いろいろな曲で自分がのってる時が好き。たぶん私は見られたいんだと思います(笑)


――初めてダンスした時のことを覚えてますか?

【岡畑】4歳の時にダンスをやりたいと母親に言って、ダンススタジオに連れてってもらったんです。最初から先生の隣でレッスンを受けるくらい自己主張の強い子供でした。今はSTUDIO SUNNY HOODに行ってます、GUCCHON先生に習ってました。

――インタビュー前にDanceFactダンサーを見て、「みんな知っている」と言っていましたが。

【岡畑】ほぼ全員知ってます。バトルとか出てる時に一緒にいる子たちです。めっちゃ仲いい子もいます。

――DanceFactダンサーを含めて、同世代で気になるダンサーはいますか?

【岡畑】同世代ではいないんですけど、SHO→RIくんとかカッコ良いと思います。

――SHO→RIくんはLOCKですよね。WAACKやPOPをやっていたということは、オールドスクールの大会とかも出ていたのですか?

【岡畑】“OLD SCHOOL NIGHT”ってあるじゃないですか。去年ベスト8に上がったんです。そこでcalinさんと戦って負けちゃいました。

――めっちゃビッグイベントじゃないですか。岡畑さんはダンスの大会受賞歴が多数あると聞きましたが、どんな大会に出ていたのですか?

【岡畑】たくさんあるんですけど、“ALL JAPAN SUPER KIDS DANCE CONTEST”とか“ICE CREAM JAPAN DANCE CONTEST”とかです。今年はどっちも大阪予選通ったんですけど、決勝キャンセルして行けなかったんです。同じ大阪のNiftyが優勝したんですけど……。あー出たかったですー! ほんとにもう(笑)!

――麗といえば世界大会の“WDC”も出てましたね。

【岡畑】2017年のKIDS部門に出ました。ファイナルの舞台一歩手前で負けちゃったんです。WDCもすごく悔しかったです。

岡畑はの国内外のダンス大会で優勝し、所持するトロフィーはすでに150個以上を誇る


――今活動しているRe:Complexは15人グループの大所帯ですが、今までのダンス経験でこんなに大勢で活動するのは初めてですか?

【岡畑】ナンバーコンテストの“Legend Tokyo”にSaccoさんの作品で出演しました。でも、私は自己主張が強いタイプなので、同じ曲と同じ踊りを大勢で踊るのは嫌なんです。大勢だと自分が目立てないですし(笑)。GUCCHONさんに教わったことなのですが、いろいろな曲で自分がのってる時が好きですし、たぶん私は見られたいんだと思います(笑)。Re:Complexはみんなを見てもらいたいですけど、自分が前に出る時はめっちゃアピールします(笑)。

――全国の有名なダンスイベントに出てますね。自分のダンスのストロングポイントやこだわりはありますか?

【岡畑】メインはWAACKですけど、SOUL系のWAACKじゃなくてBad Queenが好きなので、終始思いっきり手を回して踊るのが得意です。

――Bad Queenは確かに音取りも完璧ですし、表現力とかも年々磨かれてめちゃくちゃ上手いですよね。

【岡畑】私たちの先生のNISHIさんは、バトルで戦う方法として何回も同じ曲を聴いて、音を取れるようにと教えてくれました。何回も曲を聴いてその曲が流れた時に、一つでも相手より音が取れるように。私もずっと実践してました。

――あの音取りのセンスはそういう練習から来ていたのですね。NISHIさんには他にどんなことを教わりましたか?

【岡畑】テクニック以外にも、歴史がわからないとこのジャンルは踊れないからということで、WAACKが生まれた背景から歴史まで毎回レッスンで教えてくれました。やっぱり歴史がわかると踊り方も変わりますし、曲の意味も考えるようになりました。明るい曲だけど歌詞は「お兄ちゃんが死んだ」とかそんな歌詞も多いので、ちゃんと踊りにも反映できるようにしてます。

紅白歌合戦にも出たいですし、日本武道館でライブするという大きな夢もあります。


――3月21日についに「One & Only」でメジャーデビューします。新曲の魅力を教えてください。

【岡畑】この曲はもともと1期生の課題曲で、2期生はオーディションの曲だったんです。私は2期生で、この曲があるから受かったので思い出の曲です。この曲にはRe:Complexが練習してきたことがすべて詰まってて、歌詞も自分たちに合った歌詞を書いていただいたので、私の中でもお気に入りの曲ですし、いろんな方に聞いてほしいです。ライブでは狭間愛生ちゃんと2人でダンスのみで魅せるパートもやらせてもらったことがあります。

――Re:Complexでこれからどういう活躍をしていきたいですか?

【岡畑】Re:Complexは、実力派グループとして活動したいとみんな考えていて、歌やダンスやビジュアルとか一人一人特化している部分があるので、誰一人も欠けてはいけないグループなんです。みんな頑張りたいって気持ちが一つになっているところと個々の特化した部分を表に出していきたいです。年齢も上は25歳で下は14歳という11歳差があるグループなんですけど、いい意味で上下関係もないですし、いいグループなのでみなさんにもっと知ってもらいたいです。個人としてはダンサーというポジションは譲れないですし、ダンスイベントにも出たいと思ってます。有名になって紅白歌合戦にも出たいですし、日本武道館でライブするという大きな夢もあります。今はこうやって取り上げてもらえることがすごく嬉しいですし、感謝しているので、みんなで頑張っていきたいです。

PROFILE


岡畑雛生(おかはた ひなな)

2003年1月3日生まれ、大阪府出身。国内外のダンス大会で優勝し、所持するトロフィーは、すでに150個以上。MBSのオーディション番組「関西発!才能発掘TV マンモスター」で誕生した15名のユニット・Re:Complexのメンバーとして活動中。

取材・文 / NOZATATSU

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