俳優のムロツヨシが、3月21日に都内で行われた映画「ボス・ベイビー」の初日舞台あいさつに登壇。芳根京子、宮野真守、乙葉、NON STYLE・石田明、そして山寺宏一と共に「本職は芸人だっけ!?」と思うほど、終始爆笑トークを繰り広げた。
記念すべき公開初日ということもあり、ハイテンションで現れたムロ。次々にキャスト陣があいさつを行うのをそわそわしながら見守り、時にちゃちゃを入れ、いよいよムロのあいさつの番に。
すると「主演の人が最後なわけなんですね~こういうあいさつは!」とテンションMAXで、「あらためまして初日おめでとうございます! 足を運んでいただいてありがとうございます。今日は何時の回にお越しいただいたんですか?
え、8時45分? 雨の降っているこんな日に…ありがとうございます。うれしい限りです。僕も皆さんの前に出るから今日はちゃんと朝風呂に入ってきまして…」と芸人のように途切れぬトークを繰り広げると、石田から「ホンマに主役なん!? 主役の喋り方ちゃうで! 一番端の人の喋り方ですからね!」と激しくツッコむ。
ムロは慌てて「違います!(笑) 主役ですよ! 順番見ました?」と持ち直すも、石田は「見た見た。目が泳いでたのも見たから」とムロの見られたくない恥ずかしい面を暴露。
ムロは照れながらも「追い詰められた結果が朝風呂の話です。皆さんの前でいい格好しようと思って朝風呂に入って、ヒゲ剃ったんです。T字(カミソリ)でやったんですT字で…」とマシンガントークを続け、石田に「どうでもええな~! T 字とかどうでもええ!」とバッサリ切られるが、ムロは負けじと「T字でやったら、久々に出来物ができちゃって。ちょっとこうここかさぶたが出来ちゃって…かさぶたありきで頑張ろうと思います。ここにあるんですよ!」と、息の合った掛け合いを見せた。
なおも続けて「初日に生まれたかさぶたですから。かわいがってあげたいなと。ありがとうございます。お返しします」とMCに返した。
返されたMCは、ムロに「初日の(観客の)反応を聞いてみた方がいいんじゃないですか?」とパスを出すと、ムロは「あっ! そうか。こういうとき主役の人は反応を聞くという仕事があるんですね。主役の人がやるやつですね! 言っていいやつですね!?」とうれしそうに周りを見渡すと、「皆さんきょう、映画どうでした?」と観客に問いかける。
すると、割れんばかりの拍手が沸き起こり、「こういうのやっぱりいいもんですね。反応聞いて、拍手いただけるというのは。拍手にはうそがないから…えっと、俺…何言ってんだ?(笑)」と自分自身が暴走気味なのを反省した。
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