そんな和やかなムードに、今回他キャスト陣とは初顔合わせとなる宮野は「すごいハッピーな舞台あいさつで、みんなよく喋るな~。すごいな~と思いました(笑)」とコメント。
宮野はティムが大人になった役柄でナレーションを務めるだけでなく、エルビス風のキャラクターを演じることでも話題となっているが、エルビスのシーンについて「演出をつけていただく上で『何を言っているのか分からなくていいです』と言われていました」と収録を振り返ると、ムロは「勉強不足なんですけど、アメリカでは、日本で言うアントニオ猪木さんやビートたけしさんのモノマネのように、エルビス・プレスリーのモノマネはポピュラーなものなんです。
何を喋っているのか分からないモノマネで」と説明すると、エルビスのモノマネを宮野と共に披露。2人で劇中シーンを再現すると、会場から大きな歓声が起こった。
さらに、子供時代はどんな子だったのかを語る場面では「僕は子供のころ親戚の家で育ててもらったので。その『僕は幸せですよ!』って顔をしている子供でした。悲壮感を消すという作業を子供頃からしていました。
でも悲壮感はないんですよ。そういう言葉をなくしていくという作業をしていましたから。幸せですよ私は。おかげで今がありますから。感謝しております親戚の家に」と明かす。
それを受け、石田に「それを踏まえて見ると怖いな(笑)」とツッコまれるも、ムロは「だからマネジャーさんとか事務所の人にも言われているんですよ。『あまり家族の話をしないで』って。しかも映画の初日の日にね、親戚の家で育てられたって要らないですよね…でも、言っていきましょう! そういうの言っていく人もいていいんです。めでたい席ですから」と謎の自問自答を繰り広げ、観客から大きな拍手を浴びていた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)