UCC上島珈琲株式会社は、幻のコーヒーといわれる「ブルボンポワントゥ」の販売を記念し、六本木徯東京ミッドタウンのアトリウムに特設カフェを16日・17日の期間限定でオープン。初日の16日、同所でオープニングセレモニーが開催され、同社の代表取締役会長・上島達司氏らが出席し、特別ゲストとして女優・真矢みきが登壇した。
「ブルボンポワントゥ」は、マダガスカル島の東部のインド洋上に位置するレユニオン島で栽培されているコーヒーで、19世紀に生産はピークを迎え、フランスのルイ15世も愛飲していたという希少価値が高い品種。しかし、20世紀中ごろに生産は途絶えたが、UCCは'07年に同品種の再生に成功し、世界で初めて発売した。以降、UCCは「ブルボンポワントゥ」を毎年春に数量限定で販売し、4度目となる今年は4月16日より2000セット完全限定販売の予約を受け付けている。
真矢は「子どものころから、父がコーヒーを入れてくれることから1日が始まっていました。今でも、朝目覚めたら1番最初に口にするのがコーヒーです」とコメント。さらに、「偶然なんですけど、この(セレモニーのゲストの)話が来る前に、プライベートでUCCさんの(コーヒー)直営農園にお邪魔したんです。どうやってコーヒーができるのかが分かる体験コースで、自分で(コーヒー豆を)焙煎し、パッケージに自分の顔を印刷して(オリジナルコーヒーを)作りました」とUCCとの縁を明かした。
また、真矢は「ブルボンポワントゥ」のファーストテイスティングを行い、「“ブルボンポワントゥ”の香りは“香りのブーケ”とも呼ばれるそうで、ぴったり(の呼び名)ですね。こんなに香りって広がるのかなっていうくらい良い香り!」と香りの感想を。続いて味については、「ピュアで甘いです。世界が、地上からというより、天空の辺りから始まるような景観を感じられる一杯ですね。極上の味ですね〜」と絶賛した。続けて、上島氏が今年の品質について、「今年は裏作に当たり(収穫)量は少ないのですが、品質は厳選しました。冷めかけてもおいしいです」と話した。
同商品のおいしい入れ方は、上島氏によると、「(豆は)ちょっと粗めにひいていただいて、軽めに抽出すると酸味と甘味がちょうど良くおいしくいただけます」との事。真矢の「自宅ではペーパードリップで入れるのが好きです」というコメントに対し、自宅で同商品をどのように楽しむかと問い掛けると、「極上の味なので、記念日とか自分へのご褒美に楽しむのが良いですね。それから、家族や友人たちと一緒に飲みたいです」とすっかり「ブルボンポワントゥ」に魅了されたようだった。
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