「体感!奇跡のリアルタイム」第5弾が放送! 辛坊治郎「安心して見られる極限状態をお楽しみください」

2018/03/22 15:24 配信

バラエティー

日本テレビ系では、現場に居合わせた者だけが体感する時間を体感するバラエティーの第5弾「生死を分けたその瞬間 体感!奇跡のリアルタイム」を、3月22日(木)に放送する。

「体感!奇跡のリアルタイム」でMCを務めた名倉潤、辛坊治郎(C)YTV


名倉潤辛坊治郎がMCを務める同番組は、「一歩間違えば一大事だった」という事件や事故にスポットを当て、運命を分けた瞬間から事件解決までの時間を再現。その模様を“リアルタイム”でシミュレーションしていく。

過去4回の放送では、さまざまな航空機トラブルからの生還や、山中で14日間遭難した男性の救出劇などを紹介。また、MC・辛坊が体験した海難事故の救出劇の真相なども放送され、大きな話題を集めた。

第5弾となる今回は、1990年にイギリスで起きた前代未聞の飛行機事故など、3つの衝撃的な事故をVTRで完全再現。さらに、ミニコーナー「体感!スレスレリアルタイム」では、世界から届いたギリギリ命が助かった人たちの衝撃映像を公開する。

今回、収録を終えた名倉と辛坊が取材に応じ、番組の見どころや、これまでの放送の反響などを語ってくれた。

「(極限状態は)人間の本質が見える」(辛坊)


――今回のVTRの中で、特に印象に残った事件はありましたか?

名倉潤:印象に残ったのは全部なんですけど、特に川の事故(2016年に起きた親子の水難事故)は、子供がいるので日常生活で身近な分、気を付けたいなと思いました。本当に普通に「川で遊ぶ」っていうのも、お子さんがいる方はこれを見ていただいて、どれが川が危険かというのを知って遊んでいただきたいなと思いますね。

この番組の何がいいかって言うと、実際に体感することによって、自分の危機管理能力が高まるというか。それが素晴らしいなと思いますね。

辛坊治郎:(「体感!スレスレリアルタイム」で紹介した映像は)別に誰かがシナリオ書いたわけでもなく、たまたまそこにカメラがあって映された映像ばかりで。(それを見ていると)やっぱり人間って、ギリギリの状況に置かれたら何をするかっていう本質が見えますよね。

(その中で紹介した)線路に転落した乳母車を助ける男性の映像なんかは、客観的に見ていたら反対側に逃げたらもっと楽だっただろうと思うんだけど、自分の見えている範囲の中で、自分が来た方に瞬間的に戻ろうとするっていう。

助かったから良かったけど、「これは本当にギリギリ、スレスレだな」と。テレビには流せないですけど、助からなかった人は世の中にたくさんいるんだと思いますし、そういう意味では「安心して見られる極限状態」という感じですかね。

――今回で第5弾となりましたが、これまで番組を通して学んだことは?

名倉:この番組で、フットサルをやってた青年が(ボールが胸に直撃して)「心臓震とう」っていう、心臓が脳震とうみたいな(症状になった話を取り上げて)。僕はその時初めて知ったんですけど、自分の子供も野球をやっているので、「胸に当たったら心臓震とうになる」っていうことを気を付けるようになりましたね。

「心臓震とうになったらどうしたらいいか」っていうのも、知識として得たので、「左胸に当たったら危ない」っていうのが分かっただけでも、子供たちに教える際の見え方がちょっと変わりましたね。

辛坊:今回もありましたけど、よく溺れた人を助けに行って、助けに行った人の方が溺れて亡くなって、溺れた方が助かるっていうケースがあるんです。助かったから良かったですけど、不用意なことをして事故を起こして人を巻き添えにすると、大変人に迷惑をかけるということを…。

名倉:(ヨット事故の際に)身をもって、ね(笑)。

辛坊:申し訳ございませんでした…(笑)。

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