NHKの春と秋の新作アニメを紹介するイベント「NHK新作アニメ プレミアム・トークバトル!」が3月27日、「東京国際アニメフェア2010」(東京ビッグサイト)で開催され、新作4作品から声優の森久保祥太郎、小野大輔、阿部敦、日野聡が登場した。
同局では、3日からピッチャーの吾郎(森久保)がメジャーリーグに挑戦する野球アニメ「メジャー 第6シリーズ」を、4日から弱小サッカーチームに赴任した監督・達海猛(声・関智一)の指導ぶりを描く「GIANT KILLING」を放送中。また秋には、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の人気マンガのアニメ化作品「バクマン。」と、神永学による小説のアニメ化「心霊探偵 八雲」が放送される。
秋の2作品の主役キャストはこの日初めて発表され、「バクマン。」の主人公・真城最高役に決まった阿部は「注目されている作品なので、起用が決まった時は街中で叫んじゃうくらいうれしかったですね。漫画家を目指す少年たちを描いた作品ということで、青春時代に夢を追う気持ちは共感するところがたくさんあります。収録現場では柔軟に演技ができるようにしていきたい」と抱負を語った。また、真城とコンビを組む高木秋人役は、日野が演じる。
「心霊探偵 八雲」は、主人公・八雲役を小野大輔、ヒロイン・小沢晴香役を藤村歩が務める。小野は「“心霊”と名が付くぐらいですからおどろおどろしいシーンがたくさんで出てきますが、僕は霊感がまったくなくて。その分、心を精いっぱい込めて演じていきたいと思っています」と語った。
一方、小野は「GIANT KILLING」にもMF・ルイジ吉田役で出演。同作の見どころは「監督が選手たちの潜在能力をどう引き出していくか、またそれを通して描かれる深い人間ドラマ」と語り、自身もサッカー経験者とのことで、「共演する皆さんと一緒にサッカーがしたいです!」とうれしそうに話した。
「メジャー」シリーズに出演してきた森久保は「これまでも吾郎はいろいろな困難を乗り越えてきましたが、第6シーズンはさらにとんでもない苦労が待ち受けています。壁にぶち当たっている方はぜひ見て勇気を受け取っていただけたらうれしい」と意気込んだ。
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