22日「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジ系)が最終回を迎え、前身番組を含め全1340回、30年の歴史に幕を下ろした。最終回は「さいごのうたばん」と題し、コント含め番組が生み出してきた歌のヒストリーを振り返った。番組から生まれたユニット・野猿のメンバーも集結し、CDセールス総計300万枚、2年連続紅白出場などの軌跡を追った。
また’88年レギュラー放送第一回のゲスト・松田聖子も登場。共演したコントを振り返ったほか、初回放送当時、まだ裏番組に「ベストテン」があったにも関わらず出演を快諾してくれたことに感謝を述べた。
収録が終わりを迎えると、木梨が「ここで聖子ちゃんに『ありがとうございました』というと終わってしまうから、しばらく無駄話してよっと」と本音を。30年間の収録の最後は、とんねるずと松田聖子の3人でエンディング。石橋が「素晴らしい『さいごのうたばん』になりました。また来週」と締めようとすると、木梨が「ないないないない またどっかで」とツッコんでスタジオ収録が終了した。
番組のラストは、とんねるずが生歌でヒット曲「情けねえ」を披露。途中、「この国を」という歌詞を、石橋と木梨がそれぞれ「バラエティーを」と「フジテレビを」に変えて歌唱。
石橋「バラエティーを」/木梨「滅ぼすなよ」
木梨「フジテレビを」/石橋「おちょくるなよ」
と歌詞に載せてメッセージを送った。
最後は石橋貴明と木梨憲武が『「みなさんのおかげでした」は今日でこれまで「バーイセンキュー」』と恒例のあいさつを行い、30年の歴史に終止符を打った。