――演じる上で難しかった点はありますか?
多恵のストレスを発散するのを受けるという受け芝居なので、そのストレスをしっかり受け止めようと思いました。それから、ジュンと居ると落ち着けるなと思えるような癒やしの存在になれるよう意識しましたね。
――劇中では初共演の真野さんから、かなり強い口調で暴言を吐かれていますが、現場で印象に残ったエピソードはありますか?
真野さんは僕より年上なんでが、同じ目線で立っていてくださったので、そこはありがたかったです。いい雰囲気を作ってくださいました。何せせりふが多いし、普段使わない言葉が多かったので、休憩時間はせりふを合わせるという感じでしたね。どちらかがせりふを言ったら、その後に続けていくみたいな。自然と掛け合いの練習をしていました。
――休憩時間も練習をされていたんですね。そんな中、印象に残っているシーンはどこですか?
1話の多恵たちの会話ですね。「墓場まで猫かぶってニャンニャンニャン」とか、よく堂々とそんなこと言えるなと思って。自分も、猫をかぶることはあるので、否定はしませんが(笑)。あとは僕だけじゃないんですけど、借金を抱えた男たちが暗い場所で上裸で自分の借金額を首から下げているところです。これ、実際にあったらやばいなと思いましたね。
――確かにそのシーンは、かなり落ち着かない様子でした。
もう、本当に落ち着かなかったですよ(苦笑)! あれは話の最初の方のシーンでしたし、ソワソワしていましたね。もちろん芝居もありますけど、自分の素のソワソワした感じも出ています。
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