声優サバイバルEXTRA開催中! テレビアニメ「レディスポ」出演を懸けて声優たちが配信バトル!

2018/03/23 16:31 配信

アイドル

声優サバイバル恒例の生テレポーズ


3月17日、ライブ配信サービス「生テレ」の人気番組シリーズ「声優サバイバル」のキックオフ番組が放送された。“EXTRA”と銘打ち、2週間の短期間で開催する今シーズンのプライズは、TOKYO MXで4月クールに放送されるテレビアニメ「レディスポ」の声優権3枠。3月18日~3月31日の期間で個人配信のドリームポイントを競い合い、1位になった声優は出演確約。7位以内にランクインした声優は、残る2枠を懸けた最終オーディションへ進出できるというルールだ。

MCは「声優サバイバル」スタート時から番組を盛り上げてきた天津の向清太朗氏。出演声優は第1シーズンから第4シーズンまでの歴代メンバーたちに、ニューフェイスも加えた12人。錚々たるメンバーに、思わず向氏も「番組始まったときからもう泣いてます」とこぼす。

最初の企画は初回放送恒例の自己紹介タイム。五十音順で赤星真衣子、通称"ぼっしー"からスタートするが、「生テレさん……なんでサービス終わっちゃうんだよぉぉぉぉ!」といきなり絶叫。第1期3位の本領発揮と言わんばかりに一気に場の空気を持っていく。続くメンバーも、「ぽんそわ~」とゆるめのペースから随所にネタをぶっこんでいく第3期優勝者・いずみ綾、向清太朗コスプレで登場した"みちゃ"こと逢坂美華、巫女服の元気娘・かとうまりな、第2期以来久々の"声サバ"参戦となった"ゆゆ"こと川部有紀、女優と声優の2足の草鞋で活躍する"だ長"菅沼美咲と、前列だけでも特濃キャラ揃い。

後列に入ってもその勢いは衰えを知らず、今期を含め声サバ4回出場の室井咲希子、別レースでの優勝経験もある悠綺あやのなど貫禄のメンバーが自分らしいアピールを見せていく。さらに、"あいのん"こと玉川愛祈が「生テレきっかけで学校辞めました」、"みっきー"こと弥月が「生テレきっかけで脱サラしました」とぶっちゃける場面もあり、さすがの向氏も「ちょっとみんな重くない? 背負ったもの大きすぎやしない?」とアタフタ。津幡美緒と宮下喜子は初参戦だったが、津幡は緊張しながらもちゃんと"みおりん"コールをやり遂げ、宮下も凛とした着物姿と自己紹介イラストでしっかり爪痕を残した。

続くは、今シーズンのプライズとなるテレビアニメ「レディスポ」の紹介へ。あらすじのナレーションが流れたのち、監督を務める木村寛氏が登場。まずは"イラストアニメーションムービー"と冠する本作がどのような作品になるかを解説。従来のアニメのような動画ではなく止め絵で構成するという意欲的な手法に、声優たちも向氏も興味深く耳を傾ける。そして、ここでついに生テレで採用される3キャラクターが発表。藤生、レニ、アミと順々に3キャラクターの設定画が公開されると、声優たちからは「可愛い!」と声が上がる。

目標となるキャラクターがわかったところで、次はお待ちかねの声優同士のサバイバルバトル。まずは基本の実力を見るということで、題材は基礎滑舌。勝敗はレースのポイントには関係しないが、最も優秀だった1名は監督のお墨付きでWebサイト・ザテレビジョンに写真とインタビューが載るとあって、声優たちも気合十分だ。

まずは「アエイウエオアオ~」といった変速五十音。「早口言葉ではないので、口をしっかり作ってから声を出せばより良くなります」、「ちゃんと言えてるので、次はあ行からわ行まで一息でどこまで言えるかチャレンジすると練習も楽しくなりますよ」など監督は優しくアドバイスし、「全体的にはほぼできている」と評した。

次の種目は早口言葉。「海軍機関学校機械課今学期学科科目各教官協議の結果下記のごとく確定、科学幾何学機械学国語語学外国語絵画国家学」という呪文のような文字の羅列に、果敢に挑戦していく声優たち。「実は早口言葉は精神修行」と監督が言うように、カメラの前に立ってひとりで一気に読み上げる、そこから生まれる緊張が最大の敵となっているようだった。

全員が終わったところで、監督はいずみ綾とかとうまりなの2人を選出。急遽、2人だけの決勝戦が行われることとなった。題材は、「低所得者層」を5回、「サーシャ、スターシャ、シャア少佐」を5回、「高架橋橋脚」を5回という早口言葉3連発。両者とも練習時間なしという状況ながら、「巫女になって言ってみて」という監督のリクエストにも応えたかとうまりなが勝者となった。

役目を終えた監督が退場し、番組はエンディングへ。向氏が「この後個人配信する人ー?」と問いかけるとほとんどの声優が元気よく手を挙げる。メンバー全員気合十分。誰が勝つかは最後までわからない。レースは2018年3月31日まで生テレにて開催中だ。

スペシャルインタビュー かとうまりな


木村寛監督お墨付きでインタビューをゲットしたかとうまりな。高揚冷めやらぬ生放送終了直後に、現在の心境を直撃した!

監督賞のかとうまりな


――「監督賞」おめでとうございます!

「ありがとうございます! 滑舌には自信がないのですが、評価していただけてとても嬉しいです。以前、個人配信をしていて『シャア少佐、機銃掃射はよせ』みたいな早口言葉をリスナーさんが出してくれたとこがあったので、声サバに参加したことで鍛えられた面もあるかもしれないです(笑)」

――かとうさんは声優サバイバル第4期からの参戦ですね。今回、レース参加を決めたきっかけは?

「第4期のときは最終的に13位だったのですが、その結果がとにかく悔しかったんです。それでまた出たいなと思って『よしもとドラマ部 金の卵オーディション Season2』にエントリーしていたんですが、生テレサービス終了の知らせが飛びこんできて、さらに『声優サバイバル』がまた開催されると知って……。やっぱり声優サバイバルの結果がすごく心残りになっていたので、『こっち(声優サバイバル)に出たい!』と切り替えることを決意したんです。もちろん『金の卵オーディション』も頑張りたかったし、たくさんの方々が応援してくれてとても嬉しかったです。そんな方々の気持ちを無駄にしないためにも、今回の声優サバイバルはいい成績で終わりたいと思っています!」

――今回、ほかの参加メンバーで気になる人はいますか?

「えー! 歴代メンバー皆さん全員ですよ! 今日の放送の前列なんて過去の上位陣ばかりで『え? 私このメンバーに挟まれるの……?』って思いましたもん(笑)。新規参戦のお二人もキャラが濃かったので、強敵揃いだなと思ってます」

――そんな錚々たるメンバーの中で、かとうさんはどんな部分でアピールしていきたいですか? 「こういう配信するのは私だけ」っていうポイントなどはありますか?

「めっちゃ納豆食べるのは私だけ! 第4期の最後の1週間なんて納豆しか食べてないですからね。納豆トーストも、納豆ラーメンも、納豆ヨーグルトも食べました」

――(笑)。アピールポイントそれでOKですか?

「あ、リスナーさんのリクエストに応えます! やってほしいことをコメントでいただければけっこうやりますよ! 初見さんでも入りやすいかと思いますので、気軽に『蚊』とご挨拶していただければと」

――なるほど、挨拶は「蚊」ですね。ちなみに普段はどんな活動をされているんですか?

「今年の1月30日から新人声優ダンスボーカルユニット・STEM〈ステム〉の一員として活動しています。咲乃奈緒ちゃん、長島奈美ちゃん、北崎有紀ちゃんという生テレ経験者4人のユニットです。今度4月9日に四谷HoneyBurstで主催ライブがあります。歌うだけではなく、声優らしい出し物も考えてますので、ぜひ遊びに来てください!」

――最後に、レースへの意気込みをお願いします。

「もっともっと成長したい! 絶対に上位に食い込みたいので応援よろしくお願いします!」