小島瑠璃子、森田洋平アナも驚きの“質問力”と“人間力”で科学でも無双？

最先端の科学を紹介しながら、身近な疑問を解決していく「サイエンスZERO」(毎週日曜夜11:30-0:00、 NHK Eテレ)。同番組は4月8日(日)からリニューアルし、ロケ企画などを交え、さらに分かりやすく科学を楽しめるようになっていく。

新MCを務める小島瑠璃子と森田洋平アナウンサーが会見に登壇し、番組の見どころなどを語った。

――番組への意気込みをお願いいたします。

小島：歴史の長い、ファンの方の多い番組です。私が入ることで、また1からのスタートになるとは思いますが、気を引き締めて、楽しく科学を勉強していきたいです。

森田：3月まで「おはようニッポン」(毎週月曜～日曜朝4:30-8:00ほか)で報道キャスターを務めていたので、この番組は全く違う分野になります。戸惑うこともありますが、非常に知的好奇心を刺激される番組ということを感じています。

実は私は大学に入るまでは理系だったんです。途中で挫折してしまって、科学とは縁遠くなってしまったんですが、この番組を通して、科学の魅力を皆さんと一緒に伝えていけたらなと思います。

――小島さんは学生時代の科学の成績は良かったですか？

小島：科学の成績は中学までは良かったんですけど、高校で置いてけぼりになりましたね…。

興味はすごくあったんですが、公式が覚えられなくて挫折しました。

科学と一口に言っても、どこまでも難しく複雑になるし、でも身近に感じられる時もあったり、いろんな顔があるんですよね。この番組では、少し難しい題材を扱う時も、導入は入りやすく、そこからグラデーションのように難しいところまで紹介するので、いつの間にか日本の最新の科学を学べているような感じなんです。

だから、科学がそんなに成績が良くなかった私でも、楽しくいつの間にか詳しくなれるんだと思います。

――政治の番組でもご活躍されている小島さんは、これからさらに“無双”になっていきそうですね。

小島：政治については、池上彰さんに分かりやすく丁寧に教えていただいて、池上さんの番組だから、あそこまで踏み込めているんですよね。私が“無双”なんて言われて、池上さん怒ってるんじゃないかなと思いますよ(笑)。

ただ、小さいときから好奇心旺盛なので、新しい自分が知らない分野に入っていくことがすごく楽しいんです。怖さもあるんですけど、楽しんで科学の分野も深めていけたらいいなと思っています。

森田：スポーツ番組もされていて、選挙特番、そして今回はサイエンスを扱うということで、これだけ幅広い分野をカバーしているNHKアナウンサーって有働(由美子)アナくらいなんです。番組ではその“無双”っぷりをいかんなく発揮しているので、これからさらに(小島さんに)注目していただければと思います。

小島：ちょっと！　もういいですよ～(笑)。