アンジャッシュ渡部建、「エンタの神様」独自演出に『耐え難い』と思った過去

2018/03/24 15:00 配信

バラエティー

放送開始から丸15年を迎えた「エンタの神様」について語ったアンジャッシュの児嶋一哉、渡部建(左から)(C)NTV

最近のお笑い界に変化を感じることはありますか?


児嶋:毎年、若手がいっぱい出て来てますよね。先輩方は残ったまま、下からズーンと押し上げてくるので、もう芸人の世界はギュウギュウで大変です(笑)。

渡部:最近の若手は、器用で発想も豊かだし、すごいと思います。少し前の世代の失敗を繰り返さないという事が、どんどん受け継がれているから、いきなりテレビに出ても立ち回りがうまいし、オリジナリティーあるネタの作り方もうまい。僕らが10年くらいかかったことを1年くらいでポンっとクリアしちゃう印象があります。

ベテランと言われるキャリアを積んだかと思いますが、どうですか?


児嶋:「エンタ」の中ではベテランの方になるんですかね? でもベテランってあんまり言われたことないし(笑)、本当のベテランがこの世界にはいっぱいいるので、その感覚はまったくないし、ピンと来ないです。まだメンバーによっては、僕らが若手な番組もありますから。ベテランと言われても違和感ないように、これから頑張ります!(笑)

今後やってみたいネタはありますか?


渡部:おかげさまで児嶋の“怒る”キャラクターが浸透したので、それ生かしたネタとかできればいいですよね。昔作ったネタって児嶋がちょっと賢く見えちゃったりするんだけど、今のお客さんにはすごい違和感がある。せりふをかんだりするとかが一番ウケたりするんです(笑)。なので、これまでとまた違ったことができればと思います。

児嶋:そうですね。キャラって強いと思うんで、互いのキャラがコントの設定に乗っかっていくと同じことをやってても昔より深みとかウケ度も変わってくる。ネタももちろんそうですけど、人間味でより笑いが取れていったらいいなと思います。

キレるキャラはこれからも見られると期待していいですか?


児嶋:続けていきますって言って続けるもんでもないですけど(笑)。

渡部:俺も聞きたい、それ!

児嶋:「続けます」っていうの恥ずかしいんですけど。

渡部:じゃあ続けない?

児嶋:続けるよ!(怒)

渡部:へぇ~(笑) 

今夜の放送を楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします!


渡部:我々もそうなんですけど過去にやったネタをパワーアップしてお届けする芸人もいます。おなじみのメンバーからフレッシュなメンバーまで珠玉のネタを、ご家族で楽しめるのではないかなと思います!

児嶋:楽しみにしていただきたいんですけど、お笑いっていうのはハードルを上げて見るより、期待しないでいた方がより面白く見られますよ…。

渡部:じゃあ、あんまり面白くないんですね?

児嶋:面白いよ!(怒)