ジャニーズWESTの藤井流星&濱田崇裕のW主演で放送中の「卒業バカメンタリー」(毎週月曜夜0:59-1:29、日本テレビ)が3月26日(月)深夜に最終回を迎える。
本作は、エリート大学で勉強ばかりしてきたガク(藤井)、マオ(濱田)、コウキ(前田航基)、ジュン(吉田靖直)の4人組が、大学卒業を目前に「非モテを卒業しよう!」と決意し、奮闘する姿を描くドキュメンタリー風青春ドラマ。
この作品に出演するコウキ役の前田航基が、ザテレビジョンだけに撮影裏話や物語の見どころを語る短期集中連載「バカメン日誌」も今回でラスト。最後まで、余すところなく“バカメン愛”をお届けします!
こんにちは。コウキ役の前田航基です。いよいよ最終回となってしまいました。寂しいですが、皆さんには4人の頑張る姿を見守ってもらえたらうれしいです!
まずは、9話(3月19日放送)の思い出を。部室で鍋を食べるシーンがあるんですけど、あそこは、誰も“卒業”していない中で「でも楽しかったよな」っていうちょっとした打ち上げ的な意味合いもある場面でした。
あのシーンは最後の方に撮ったこともあって、「ああ、ドラマが終わりに向かって行ってるんだ」という“作品の卒業”と重なって、僕自身すごいウルッと来てしまいました。
今までずっと楽しく面白く突っ走ってきたから、僕だけじゃなくて、皆さんが寂しさを感じられていて、初めて現場に悲しい空気が流れました。また、こたつを囲んでいるっていうシチュエーションも良くて、距離感と切なさがたまらなかったです。
「大変だったことは?」と聞かれて思い出すのは、やっぱりせりふです。1日で1話を撮り切るペースで撮影していくので、なかなか入れたことのないスピードでインプットとアウトプットをしました。
丸一日撮影して、終わってから、その日覚えた分のせりふを頭からガッと消して、次の日、さらに次の日ぐらいまで予習するっていうのを繰り返していました。
でも、逆に、そのテンポで撮ったことによって考え過ぎなかったのが、ドキュメンタリー感やリアリティーにつながったのかなとも思います。すべてが新鮮で、撮っていて楽しくて、本当に目まぐるしく幸せな時間でした。
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