NHK総合で放送中の「ニュースチェック11」に4月からAIで発話するアナウンサー・ニュースのヨミ子が登場することが分かった。
ヨミ子は、NHK放送技術研究所が開発したピョンチャン五輪の“ロボット実況”にも使われた技術をベースに、アナウンス室の監修の元、AIによる音声合成で発話をする“人造アナウンサー”として新たに開発された。
彼女のデザインを担当したのは、漫画家のタナカカツキ氏。奇譚クラブによるカプセルトイシリーズ「コップのフチ子」の原案者として知られている。
ヨミ子は、同番組内で毎週水曜日のコーナー「ヨミ子のニュース」のリポーターを担当。インターネット上で話題となっているニュースを取材したものを伝えていく。また、ヨミ子は毎日スタジオ内のどこかに登場するという。
さらに、ヨミ子は普段スマートフォンの中に住んでいるという設定で、AR機能を使い風景や人物と一緒に写真を撮ることができるというサービスも始まることになっている。
そして、今後の展開としてスマートスピーカーと連動し、最新のニュースを項目やジャンルから自動的に読み上げてくれるという機能を目指しているという。
たどたどしいヨミ子だが学習機能が付いており、この先“読み”“動作”などが、どのように成長していくのか注目が集まる。
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