NHK総合で放送される「萩本欽一の ワースト脱出大作戦 春編」(仮)のPRのため、17日、都内で萩本欽一、モデルで女優の杏、NHKアナウンサーの永井伸一が会見を行った。
番組では、環境・犯罪・事件など、さまざまなデータが示す“ワースト(日本最悪)”の地域におもむき、ワースト脱出を願う地域住民の仲立ちをして汚名返上に挑む。'07年から'08年にかけて過去3回、「日本一汚い川はどこ?」などをテーマに放送され、好評を受けての続編となる。
司会を務める萩本は、「久しぶりに力の入った番組なので、うれしくてはしゃいでます。ダメから脱出するというのはわりと好きなので、ワーストから脱出できるという幸せ物語でエンドを迎えられたらなと思っています」と意気込みをコメント。また、最近あった最悪な出来事は?という質問に「最近、わりと小さな町で野球をやっていると、どこの町もシャッターが下りているんです。助けてくれという言葉が聞こえていますね。この番組を通して脱出することにつながればいいですね。テレビであまり人のためになることやってこなかったので、町のため、人のためになればいい。個人的には、うちに帰るって言ったら(家族に)帰ってこなくていいって言われたのがひどいことでした」と笑いを誘った。
ゲスト出演する杏は「お仕事で地方に行ったりする機会も多い中で、いろいろな地域の特色であったり、さまざまな個性があるなと思っていたところだったので、地域の特色を、番組を通して勉強させていただけたらなと思います」とコメント。今回の番組の見どころについて、「水戸のサッカースタジアムにどうやったらお客が入るだろうということに興味ありますね。個人的に好きなスポーツをどれだけたくさんの人に伝えられるか、どういったアプローチの仕方があるのかが気になります」と自らの興味を語った。
最後に萩本は「自分のワーストは去年あたりから、やっとジジイになったなって自覚が出てきたこと。もう番組をすることもないなって思ったので、これが最後の番組だと思うぐらいの覚悟でがんばります」と自身の気持ちを明かした。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)