25日の「林先生が驚く初耳学」(TBS系)の2時間スペシャルでは「林先生が認めた偉大なる日本人女性」を紹介。3位にランクインした「心を持つAI」を研究する女性の話から、林修がAIにまつわるエピソードをゲストの芦田愛菜らに披露した。
林は、AI化していく社会の話から、今年の流行語大賞を取る可能性をもつワードとして「AI格差」という言葉を紹介。これからの企業が生き残るには、いかに上手にAI化できるかどうか。AI化が出来た企業と出来なかった企業の間に生まれる「AI格差」が、企業間の生存競争においてのキーワードになると語った。
またAI格差は、企業間だけでなく一人一人の働き手にも影響するという。これまでは「頭を使う仕事」と「体を使う仕事」なら「体を使う仕事」がロボットの役割だったが、AI化により「頭と体を使う仕事」の両方が可能に。AIと人間の仕事の役割の差は、ある程度パターンが決まっている「定型的」か、色々なことが起こりうる「非定形的」かだけになるという。例えば「定型的」で「頭を使う仕事」には弁護士、会計士、税理士などがあり、林はこれが将来的にAIに代わられるかもしれないと力説。スタジオのゲスト陣を驚かせた。
そんな林の講義に対し、芦田愛菜は「あまりAIばかりになっちゃうのも怖い。人にいろいろしてもらう仕事は残しておいてほしいです…」と寂しげに語るも、林は「でも民間企業は基本的に利潤追求のために存在しているから」とピシャリ。苦笑いする芦田に対し、なおも「仕事を残してあげるために企業は…」と続けようとする林に、千原ジュニアらは「愛菜ちゃん相手にガチで行くなよ!」とツッコんだ。
次週4月1日日曜日も2時間スペシャル「林先生が認めた東大異端児SP」を放送。
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