YOSHIKI、涙ながらに父の自殺やHIDEの死を語る「自殺じゃないと今でも思っている」

世界をまたにかけて活躍するX JAPANのリーダー・YOSHIKIが、3月30日(金)夜8時54分から放送される「中居正広のキンスマスペシャル」(TBS系)に出演。

父の自殺やHIDEの死、Toshlの洗脳騒動などについて語り、スタジオライブで涙ながらにスペシャルライブを行う。

アメリカ・ロサンゼルスからスタジオに登場したYOSHIKIは、番組のインタビューの中で「思い出すことも怖かった」「いまだにうなされる」という幼少期の記憶について、テレビで初めて時折涙を交えて詳細を語る。

1960年代後半、呉服屋の長男として裕福な家に生まれたYOSHIKI。ドラムを豪快に破壊する姿を見ればにわかには信じられないかもしれないが、彼は幼い頃から病弱で入退院を繰り返していたという。

そんなYOSHIKIに愛情を注いでくれていたのが、元プロのタップダンサーでありクラシック、ジャズなど音楽に精通していた父親だったそう。そんな父が10歳の夏休みに自殺してしまう。

YOSHIKIは突然の出来事を受け入れることができず、母や親戚に当たり散らし、それ以来「なぜ僕は生きているのに、父は死んだのか」と深く考えるように。

大好きな父を“追いたい”気持ちから、小学生ながら死に方についての本を読み漁っていたという。

病室に閉じこめられていた幼少時代と父を失って封印したつらい感情。それらすべてを吹き飛ばしてくれたのが、“ロック”との出会いだった。

そして同じようにギターにハマっていた幼なじみのToshlと小学生バンドを結成。これが今なお世界中を魅了し続ける伝説的ロックバンド「X」のプロローグだ。