井ノ原快彦、憧れの寺尾聰を前に「毎日が刺激になっています」

寺尾「ちゃんとした警察」に困惑!?

会見は和やかに会話形式で行われた。寺尾が「テレビ朝日で“刑事もの”というと、私はかつて『西部警察』で散々、荒唐無稽な刑事をやっていたので、ちゃんとした警察に入るなんて、どうしたらよいものかと思いました(笑)」と話すと、井ノ原は「僕は『西部警察』に憧れて芸能界入りを目指したんです。寺尾さん演じる“リキ”が死んじゃったときは、絵を描いて仏壇に飾った、という思い出があります」と知られざるエピソードを明かした。

さらに、「そのときから長い時間を経て、こうしてご一緒できることがすごくうれしいんです。毎日が刺激になっていますし、音楽の話などもしてくださるので、役とは違ったところでいろいろ吸収させていただいています」と笑顔。

撮影風景について「チームワークの形も変わっていって、寺尾さんを中心に一緒にお昼ご飯を食べながらいろんなお話をしています。それがすごく楽しいです」と仲の良さをアピールした。

ついに結婚、浅輪夫妻に！

直樹と結婚し妻になった倫子役の中越は、「苗字が変わりました！　浅輪倫子役の中越典子です」と自己紹介。井ノ原と共に左手薬指に光る結婚指輪を見せた。

「12年『9係』が続いてきて、13年目に『特捜9』になり、さらっと結婚してしまいました(笑)。一緒に住んでいるのに、プラトニックラブなはずの不思議な距離感の関係だったのですが、今は家族になりました(笑)。なので今回は、さらに直樹さんを尻に敷いています！」と役柄を存分に楽しんでいる様子をうかがわせた。

最後に、井ノ原が「寺尾さん演じる宗方には、琴美ちゃんという小さい子どもがいるんです。その子とも今後どうなるのか。典ちゃん(中越)と現場で話しています」と、謎多き宗方班長の今後の展開が気にしていた。