野島伸司が現代の女性をテーマに描く恋愛ドラマ「彼氏をローンで買いました」(dTV/FOD)がまもなくクライマックス。
主演の真野恵里菜が演じる商社受付係の多恵は、専業主婦を夢見て、本命彼氏の商社マン・俊平(淵上泰史)の前では猫をかぶっている女性。一方でそのストレスを発散するためにローンでジュン(横浜流星)という彼氏を買い、本音を吐き出している…という役どころだ。
「“専業主婦でないと離婚率が上がる”とか“共働きは良くない”とか、多恵の結婚観はすごいなと思ったり、考え過ぎだとも思ったり。多恵は専業主婦になるために奮闘しては空回りしているので、私は多恵が真っすぐなのかバカなのか分からなくて(笑)。でも、分からなくていいんだろうなと思いますし、そんな多恵の姿を笑って見てほしいです。結婚という現実的なテーマをコメディーで描いているので、笑いながら現代社会について考えていただければいいですね」
確固とした結婚観を持つ多恵だが、真野自身はまだ結婚に関して具体的なイメージはない様子。
「私は10代後半から一人暮らしを始めて、ずっと自分で働いて生活してきたので、専業主婦はあまり想像できないんですよ。自分で働いて、欲しいものを買うという達成感もありますし(笑)。ただ、結婚相手の方に家に入ってほしいと言われたら、入るべきだと思うかもしれませんね。全部を完璧にやるのは難しそうだと思うので。人生にはどちらかの道を選ばなければならない分かれ道に直面することがあるでしょうから、そのときに考えたいですね(笑)」
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