4月5日(木)より、日本テレビ系にてスタートする新ドラマ「ラブリラン」。この度、同ドラマに出演する中村アン、古川雄輝、大谷亮平の取材会が行われ、撮影現場の様子、ドラマの見どころなどを語った。
同ドラマは、天沢アキさんの同名漫画が原作の新感覚ラブコメディー。30歳にして男性経験がないさやか(中村)が、15年想い続けているワイルド甘々男子・亮介(大谷)と、記憶喪失中に同棲していたドSツンデレ男子・町田(古川)との間で揺れ動く南さやかの恋心や、地味だったさやかが女性として成長していく姿を描いていく。
現場の様子について、中村は「順調に撮影しております(笑)。とても良い雰囲気で、皆さんに助けていただきながら撮影しております」と笑顔で語り、連続ドラマ初主演の気負いもなく、楽しみながら撮影できている様子。
古川は、「中村さんが言ったように、すごく良い雰囲気の中(撮影)できているなと思っています。この作品をすごく良いものにしようというキャストやスタッフさんの思いが合致している。皆で良いものを作ろうという思いが伝わってくる、すごく良い現場だなと思っています」と、一丸となって撮影できていることを強調。
大谷は、「さっき大勢のキャストで集まって、皆で一緒に撮影したんですけど、和やかに、チームワークも良く進んでいると思います。僕個人としては中村さんと親しい役柄なので、なるべくコミュニケーションをとって、早く仲良くなれるように意識したいと思います(笑)」と語って場の空気を和ませた。
自身の役どころについて、中村は「さやかは“30歳処女”の役で、世間的にはちょっとこじらせてしまっていて、今回はそこが大きなポイントになっています。男性経験がなく、一歩踏み出せずに15年間片想いをしているんですが、『それで良い』と留まっている中で町田君と出会い、少しずつ変わっていきます。
さやかは男性に対してちょっと恐怖心があるんですけど、私は女子中、女子高、女子大で、15~16歳の頃に男性と関わって『うわっ』って思った時があったので(笑)、その時の記憶を蘇らせながら感情を引き出しています」と、自身の経験も役作りの参考にしていることを明かした。
古川は「町田は基本的にすごくクールで、ドSなキャラクターです。言い方が冷たかったりするんでそう見えるんですけど、実はちょっと不器用で、本当はさやかの事をすごく大切に思っている男です。
いわゆる少女漫画のイケメンキャラクターの部類に入ると思うんですけど、他の作品のように『キャラクターがいかに格好良いか』を強調するような演出がない中でも、クール、ドSキャラに役を持って行かなきゃいけないのがちょっと難しいなと思っています」と役作りの難しさを語った。
大谷は「亮介は、仕事はすごくできるらしいです(笑)。ただ、さやかに対しては、本当の妹のように長年付き合ってきているので、そこから恋愛に発展していくのか、いかないのかというところが僕の中ではすごく大事なところだと思っています。
本当の妹、親友のような人とそうなっていく過程で、どういう振る舞いや行動の変化が出てくるのかは、僕自身体験したことがない感情なので、探り探り、考えながら意識してやっています」と、さやかに対する気持ちの変化を大事に演じたいことを明かした。
役柄と似ている部分、共感できる部分を聞かれると、中村は「正直、私とは正反対です。でも、私は高校、大学とチアリーディングをやっていたんですけど、そこに至るまでは思っていたことを言えなかったんです。恋愛に対しても、男の人に『こうしたら嫌われるんじゃないか』とか、『言わなければこのまま良い関係でいられる』と一歩踏み出せなかった。
そういう臆病だった感じは似ていると思うところもありますね。ただ、私はそれじゃダメだと思って、チアリーディングとの出合いやこの仕事を通して少しずつ自分の性格が変わっていったと思います。『変わりたい』という気持ちはすごく似ているのかなと思いますし、共感できますね」と語った。
一方の古川は、「僕はほぼほぼ一緒です(笑)。特にちゃんと自分の気持ちを伝えられないところは何となく近いかなという気がします」と、“クールでドS”な役どころを自然体で演じられることをアピール。
大谷は「女性にやさしい所ですね(笑)。あと僕、(自分の名前は)亮平なんですけど、役名は亮介なので、さやかから『亮ちゃん』って呼ばれる。初めてのことだったのでうれしかったです(笑)」と、劇中で自分の名前を呼ばれているような感覚があることを明かした。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)