本作は漫画が原作となるが、中村は原作モノの作品を演じる上で、「私の場合は見た目から入っていて、変身する前は割と忠実に合わせて、髪の毛を留めるピンもより似ているものになるように相談しながらやっています。結構細かいところは意識していますね」と、細部にもこだわっていることを告白。
古川は「僕は漫画の描写を参考にするのと、せりふがない時の立ち姿や、そのキャラクターが普段何もしていない時の状態ってどうなんだろうということを意識しています。あと、クセがあったりするので、漫画に出てくるクセをなるべく取り入れたりします」と漫画のイメージも大切にしていることを明かした。
大谷は「僕は漫画原作のキャラクターをそれほど意識せず、むしろこのドラマの中で古川さんが演じられているクールな町田と良い意味で対比があるというか、別々のキャラクターでまた魅力的に演じられるように考えてやっています」と、漫画よりも現場で古川が演じる町田を意識していることを明かした。
クランクインしてしばらく経ち、それぞれの印象を聞かれると、中村は「古川君はちょっと口数が少ないですけど、話しかけたら話してくれます(笑)。番宣なども一緒にさせていただくことも多いのですが、距離感が町田君とさやかに近い感じで…。良い距離感がすごく心地良いですね。
大谷さんは、(役柄では)幼馴染みで、15年間好きだったというのもありますし、お兄ちゃんっぽい感じです。実際も年上なので、その感じのまま…。すごく笑顔が印象的な感じです(笑)」と、照れくさそうに共演者の印象を語った。
古川は「中村さんは2回目なんですけど、前回はシーン的にあまり絡みがなくて。今回はガッツリとせりふのやりとりがあるので、印象が前回会った時と違うというか…。バラエティーに出られている時と演技に集中している時、そういう意味で印象が変わるのと、今回は毎日一緒にいるので前回見られなかった“オフっている”時も見られています。
大谷さんは、お芝居を一緒にしたのは今日がほぼ初めてくらいなんですけど、大人の男性って感じです。ちょっとセクシーな、色気がありますね(笑)。(翔平と亮介は)タイプが全然違って、男性、同性から見て格好良いタイプの人だなと思います」と印象を語り、大谷は「どこら辺(がセクシー)かな(笑)?」と笑顔に。
大谷は「中村さんも仰っていましたけど、古川さんは普段の感じが本当に町田って感じなんですよね。クールな町田とマッチしていて、ある程度、そういうのも作られていると思います。話しかけるといろいろ喋ってくれるので、これから別の部分を掘り下げていきたいなと思っています。
中村さんは僕も2回目で。前回はほとんど同じシーンはなかったんですけど、そのときの役の印象があります。あと、アスリートのような印象を勝手に持っていたんですけど、この作品で会ってからは『すごくかわいらしい方』という印象です。話し方もそうですし、現場にいる時もやわらかい感じで、さやかと合っているなと思います」と語った。
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