ライブツアーが千秋楽を迎え、シンケンジャーの活動終了

ことし2月までテレビ朝日系で放送されていた特撮ドラマ「侍戦隊シンケンジャー」のヒーローライブショー「侍戦隊シンケンジャー ファイナルライブツアー2010」が18日、大阪・梅田芸術劇場で千秋楽を迎えた。

同ツアーは、「侍戦隊シンケンジャー」のメーンキャストである志葉丈瑠（シンケンレッド）役・松坂桃李、池波流ノ介（シンケンブルー）役・相葉弘樹、白石茉子（シンケンピンク）役・高梨臨、谷千明（シンケングリーン）役・鈴木勝吾、花織ことは（シンケンイエロー）役・森田涼花、梅盛源太（シンケンゴールド）役・相馬圭祐の6人によるヒーローライブショー。3月17日の浜松から全国主要8都市、全28公演が行われ、シンケンジャーのメンバーたちに直接会える最後の機会ということもあり、チケットは即日完売という盛況ぶりだった。

ライブの第1部では、復活した外道衆・ドウコクと再結集したシンケンジャーの戦いを描いたステージショーを披露。第2部では、メンバーによるテレビシリーズの名シーンの再現や、思い出のエピソードを振り返るトークショーなどが行われた。

公演のラストでは、脚本を務めた小林靖子氏や、シンケンレッドのスーツアクター・福沢博文ら関係者からメンバー全員に花束が贈呈される一幕も。メンバーたちはこのサプライズに感極まり、涙を流していた。

松坂は「ど素人の自分を育ててくれ、優しく教えてくれたスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。そして、支えてくれたファンの皆さん、本当に、本当にありがとう！　そして、おまえら（ほかのメンバー5人）最高だったよ！　本当にお世話になりました。ありがとうございました!!」と熱く語り、ライブを締めくくった。

同ツアーをもって、6人そろってのシンケンジャーとしての活動は終了となるが、今回の大阪公演の模様を収録したDVDが6月21日（月）に発売されることが決定。DVDには、公演の舞台裏のメンバーの様子なども収録され、公演を見ることができなかった人、見た人共に楽しめる内容となっている。また、同日には、戦隊史上初となる番組終了後の単独Vシネマ「帰ってきた侍戦隊シンケンジャー 特別幕」も発売される。