4月8日(日)より、アニメ「Cutie Honey Universe」(毎週日曜夜9:00-9:30、AT-Xほか)が放送を開始する。同作は永井豪50周年記念作となる「キューティーハニー」の完全新作アニメで、主人公・如月ハニー役に坂本真綾が、その親友・秋夏子役に堀江由衣がキャスティングされている。
堀江は過去のリメイク作「Re:キューティーハニー」(2004年、OVA)で如月ハニーを演じており、今回の主演・坂本の大ファンでもあるという。そんな堀江の視点から、今作の見どころと如月ハニーの魅力、夏子の役どころになどについて話を聞いた。
「Cutie Honey Universe」は、天才科学者・如月博士によって生み出された美少女アンドロイド・キューティーハニー(如月ハニー)と悪の秘密結社・パンサークローとの戦いを描いた、永井豪原作漫画のアニメ化作品。
変身で姿を変えるキューティーハニー、ハリケーンハニーなどの七変化を、内田真礼、黒沢ともよ、田村ゆかり、花澤香菜、三森すずこが演じ分けることでも話題となっている。
――堀江さんは「Re:キューティーハニー」で如月ハニーを演じていたことがあります。今回は秋夏子役となりましたが、役決定の報せを聞いた時はどんなお気持ちでしたか?
もちろん嬉しかったです。でも、その時にマネジャーさんに「ハニーちゃんの役って誰なんですか?」って聞いたら、教えてもらえなかったんですよ。後で知ったんですけど、それって私への配慮だったんですね。私が坂本真綾さんのことを大好きすぎるので、ハニー役が真綾さんだと聞いた後に私の役が決まらなかったら可哀想だと思ったみたいで(笑)。
――アフレコが始まるまで坂本さんとの共演を楽しみに?
はい! しかも蓋を開けてみたら親友という役どころだったので、「これは私が見ている都合の良い夢なんじゃないのか?」とびっくりでした。今回の作品に出させていただくことも、秋夏子ちゃんを演じさせていただくことも、とても嬉しく思っています。
――アフレコが始まり隣に坂本さんがいるわけですが、お気持ちはいかがですか?
お仕事なので喜んでばかりいてはいけないんですけど、やっぱりすごく嬉しいです。尊敬する役者さんですし、真綾さんのハニーがもう素敵過ぎますし。真綾さんのお芝居はいつもすごいなと思って見ています。でもその半面、自分もしっかりしないと、という気持ちが強いです。どの作品でもそうなんですが、今回はよりそういう気持ちが強くありますね。
――堀江さんから見て、坂本さんのお芝居の魅力はどういうところにあるんですか?
えぇー!? どこというより全部なんですけど、どんな役でもさらっと演じてらっしゃるのがすごいなって思います。ご本人は「さらっとじゃないよ」って仰られるかもしれないですけど、私から見たらそれくらい何でもできる感じがして。共演者やスタッフさんからの信頼も厚いし、私もこうありたいなって刺激を受けています。
――如月ハニーは坂本さんですが、変身ごとにハニーの声優さんが変わるというのは新鮮ですね。
そうなんですけど、実は私たちもまだ誰がどの(変身後の)ハニーを演じるのか知らないんですよ。今日のアフレコで、やっと3人のハニーが分かったところです。台本の表紙に6人のハニーの絵が描いてあって、「これって誰がやるのかな?」ってみんなで予想を立てながら楽しんでるんです。いろんな方の「ハニーフラッシュ」が聞けるなんてすごく豪華ですよね。
――堀江さんがもしハニーだったら、どのハニーに変身してみたいですか?
衣装的に好きなのはアイドルハニーですね。グリーンの制服って新鮮で、可愛いなって思います。職業的にはカメラマンのフラッシュハニーがいいです。私、探偵に憧れがあるんですけど、格好がそれっぽいじゃないですか。「事件の謎に迫ります!」みたいな感じが格好良くて憧れます。
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