――では、徐々に打ち解けられていった感じなんですね。劇中にはそんなお2人だけのシーンも多いと思うのですが、お気に入りのシーンや苦労したシーンはどこですか?
服部:私は最後の部分ですね。最後の踊りのためだけに、2カ月間ひたすらダンスを練習してきたというくらい、このシーンの踊りに込めた思いが強いです。私の全てがそこに詰まっていると言っても過言ではないです!
小柳:ほぼ順撮だったので、ありがたかったですね。最後に一番感情を高められたというか。藤堂(海)さんとのシーンは、自分自身もやりやすい状況でやらせていただいた感じがしたので、すごく印象に残っています。それと、果穂とぶつかり合うシーンも印象的でしたね。どうしてもドラムをたたくのはリズムのピークだったりするので、カメラを回しながら音を取って、その音に合わせてやるということは結構大変でした。
――本作のメインのストーリーはコンテンポラリーダンスで、そこに果穂と伊藤の恋愛的な要素も入っていますが、作品全体についてどのように感じられましたか?
服部:撮影前はいろいろ不安なこともあったのですが、撮影が始まったら伸び伸びとできていた気がします。ひたすら突き進む果穂に共感しながら、演じることができました。
小柳:ストーリーの流れやキャラクター設定が準備稿の時と若干変わったんですが、でもそれがいい形になって作品に表現されていると思います。偶然の小さな出会いから夢をつかんでいくというストーリーはすごく好きでしたし、演じていても見てもそう感じましたね。
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