――本作は2017年の「SKIPシティDシネマ映画祭」のオープニングで上映されています。見た方からの反応はどうでしたか?
小柳:偶然なんですけど、映画祭の時、僕のちょっと前に、審査員として黒沢清監督が座っていらして。上映後にあいさつに行ったら、「ドラムたたけるじゃん!」って言われて(笑)。5年ぶりくらいにお会いしましたが、反応としてはすごく良かったのかなと思ってうれしかったです。
――今後、ドラマー役のオファーがくるかもしれませんね。
小柳:ぜひ! 伊藤を演じたからこそ、分かったこともいろいろありましたからね。
服部:私は今回が初演技だったというのもあるのですが、祖父や学校の友達は私がスクリーンに映って演技をしていることに感動して泣いたと聞きました。すごくうれしかったです。
――本作を通してコンテンポラリーダンスがより広まっていくのではと思うのですが、これから作品を見る方にメッセージをお願いします。
服部:“ANIMA”はラテン語で“魂”という意味なのですが、特に最後の部分に私の“ANIMA”は詰まっているので、そこを注目して見ていただけたらと思います。
小柳:コンテンポラリーダンス×ドラムという組み合わせは、これまでの映画にはなかったと思います。この異色コラボの中で、夢を追い掛けていた人間たちを描いた物語を世代関係なくたくさんの方に見ていただけたらうれしいです!
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