「半分、青い。」“胎児ヒロイン”に「ひよっこ」との接点が?【朝ドラの裏側をのぞきたい!(1)】

2018/04/02 08:15 配信

ドラマ

“胎児ヒロイン”が堂々登場!


物語のスタートはヒロインの誕生前(C)NHK


「生まれる!」というサブタイトルの通り、この物語はヒロインが誕生する少し前から始まる。その姿は子役でもなく、なんと“胎児ヒロイン”。

声を当てた永野は、「人生で初めて胎児に声を入れる経験をしました。監督は『赤ん坊っぽく』ってオーダーをしてきたのですが、赤ん坊は喋らないから分からなくて(笑)」と振り返っている。

そんな“胎児ヒロイン”はCGで表現されたが、これを手掛けたのはCGアニメーターの森江康太氏。NHKスペシャル「生命大躍進」シリーズでリアルな恐竜のCGを描いた森江氏は、ミニチュア写真家の田中達也氏とともに「ひよっこ」(2017年)のタイトルバックを担当していた。

同タイトルバックで「第94回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」の特別賞を受賞した森江氏は、受賞記念インタビューに「ドラマ制作の方たちからの反響が特に大きかった」と答えていた。「ひよっこ」が本作の“スズメ”を生んだ…のかも?

いよいよ放送が始まった連続テレビ小説「半分、青い。」、ヒロインは胎児の姿で登場!(C)NHK


見逃しても安心!今日のあらすじを“知りたい!”


ヒロインの父親である宇太郎役・滝藤賢一の熱演にも期待が高まる(C)NHK


・第1週「生まれたい!」第1回のあらすじ(4月2日[月]放送)

1971年の夏。岐阜県の田舎町で小さな食堂を営む楡野一家は、新たな命を授かっていた。胎児の母・晴(松雪泰子)は、やってくる陣痛に大騒ぎ。だが、父・宇太郎(滝藤賢一)は、愛する妻の手助けもできずにオロオロするばかり。同居する宇太郎の父・仙吉(中村雅俊)と母・廉子(風吹ジュン)も、孫の誕生を今か今かと待ちわびる。

一方、胎児は親の思いも知らずにお腹の中で暴れまくり、お産は難産に。晴が「もう子どもなんかいらん!」と口走ると、胎児のヒロイン・鈴愛(声:永野芽郁)は衝撃を受けるのだった。